<夫の休日出勤が怪しい…>チョロすぎ~!が、まわりを見下した結果【第4話まんが:ノゾミの気持ち】
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前回からの続き。私はノゾミ。会社の先輩であるショウゴさんとは、少し前から不倫関係にあります。旦那のヒロトは「休日出勤」と言えば何の詮索もしてきません。むこうの家庭もそうだったようで、まるで内緒で社内恋愛をしているような楽しい日々でした。毎日たわいもないメッセージを送りあい、週末は大人のデート。ショウゴさんはとても大切にしてくれるし、ヒロトもまったく疑ってきません。私のおとなしく真面目な見た目のおかげで、みんな騙されてくれる……。正直心のどこかで、こんな毎日がずっと続くと思っていました。
ショウゴの奥さんはしおらしい態度を見せただけですぐ許してくれました。笑ってしまいます。旦那のヒロトはケンカを好まない性格なので、たとえ疑われたとしても困った顔をすればいいだけ。私にはやりすごせる自信がありました。
それからは私が何を言ってもヒロトの気持ちは変わらず、あっけなく離婚になってしまいました。私はヒロトからもショウゴさんの奥さんからも慰謝料を請求されるハメに。しかも私たちの不倫の噂がいつの間にか社内を駆けめぐり……。
バレてしまったショウゴさんとの不倫。そして奥さんが連絡を入れたのか、会社でも私たちのことが噂になっていたのです。まわりからの好奇の目に耐えられず、その後すぐに私は退職しました。今は田舎の実家に戻り、肩身の狭い日々を送っています。
完全に私の思いあがりでした。見下していたのに見下される側になった私には、もう何も残っていません。冷静に考えれば当たり前の結末。すべてを「自分の思うがまま」だと浮かれていた私に、バチが当たったのでしょう。今はただ、ひたすらに後悔をしながら毎日を生きています……。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子