<夫の手取りは20万?>消えた10万!子どもに我慢させた日々を思い返し「許せない」【中編まんが】
前回からの続き。私はユキナ。高校生の息子2人(ナオタカ・コウダイ)と1歳の娘(エナ)がいます。エナが生まれるまでは私も必死に働いていましたが……旦那レオの毎月の手取りが20万円しかないので、そろそろ家計が限界です。旦那は義実家で夕飯を食べてお小遣いをもらい、自分だけいい思いをしているので現状を変えたくないのでしょう。しかしある日初めて旦那の給与明細を見た私はビックリ。そこには手取り30万円と書かれていたのです。
私や子どもたちが今までほしいもの、やりたいことをどれだけ我慢したか……。毎月この10万円があったなら、助かった瞬間がどれほどあったでしょう。私は息子たちにエナの面倒を見ていてもらい、義実家の夕食時間にお邪魔しました。
私は最後まで、かすかな望みに賭けたかったのです。もしかしたら毎月10万を家族のために貯めてくれていたかもしれない。息子たちを大学へ行かせてあげられるかもしれない……。けれどもし、旦那が全部使い切っていたのなら……。
わずかな希望をもって旦那に聞いてみましたが、見事に裏切られました。この旦那が毎月10万円の貯金なんてしているはずがないのです。「やっぱり」という感想しか出てきません。
思い返せば家族の生活はカツカツなのに、旦那はひとりでよく飲みに行ったりパチンコに行ったりしていました。そのときは「社長が出してくれる」と言っていたし、私も信じていました。けれど毎月抜き取っていた10万円で、自分だけ悠々自適な暮らしをしていたのでしょう。そんなに美味しい思いをしているのなら、そりゃ転職もしたがらないはずです。
今まで家族のために考えてほしいとお願いしても、何もしてくれなかった旦那。この先も私を苦しめ、子どもたちを苦しめ続けるのでしょうか。それは許すことはできないと思っています。
【後編】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子