<夫の手取りは20万?>騙され続けた結婚生活「もう信用できない!」地獄から脱出する【後編まんが】
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前回からの続き。私はユキナ。高校生の息子2人(ナオタカ・コウダイ)と1歳の娘(エナ)がいます。旦那レオの毎月の手取りが20万円しかないうえ、私は出産を機にパートを辞めたため、そろそろ家計が限界です。子どもたちにも金銭的なことで我慢させ続けてきました。しかしある日初めて旦那の給与明細を見た私は、手取りが実は30万円だったことを知ります。義実家で旦那を問い詰めると、ウソをついて現金を抜き取っていたことを認めました。
旦那は反省の言葉を口にして追いすがってきました。けれどこれから30万円全額を渡してくれたとしても、子どもたちが我慢を強いられた苦しい日々は返ってきません。旦那はずっと私たち家族にウソをつき、騙し続けていたのです。
義両親もさすがに言葉がないようで、私はうなだれる旦那を置いて義実家をあとにしました。家に帰って息子たちに離婚の意思を告げます。もう高校生なので、私と旦那、どちらと暮らすかは本人たちの意思に任せようと思いましたが……。
家族を騙して旦那がつき続けていたウソに、私はずっと気付くことができませんでした。あの日、給与明細を見つけることがなかったと思うと……ゾッとしてしまいます。
あれから旦那は家を出て行きました。義両親は旦那のあまりの不誠実さに責任を感じたのか、当面の金銭的援助を申し出てくれました。そしてエナが大きくなるまで毎月充分な金額を私に振り込むよう、旦那へ言い渡しました。そのお金を受け取りながら、私もいずれはしっかり働いて生活基盤を整えていきたいと思います。
高校生の息子たちが自分の意思で私を選んでくれたことは、涙が出るほど嬉しかったです。これからの明るい未来のために、子どもたちと4人で頑張っていこうと思います。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子