<30㎏増でリコン!?>ぜい肉は育児の勲章!太らせる原因を作ったのはアナタでしょ【第3話まんが】
前回からの続き。私(ミツキ)は、夫と長女のユウナ(中1)、長男のイツキ(小4)の4人家族。夫のシゲルとは結婚して15年になります。夫は仕事、私は家事育児とお互いに役割分担をして平和に暮らしてきました。子どもたちが巣立った後も、夫とこうやって互いを支え合いながら暮らしていくんだろうな。そんな風に思っていた矢先、夫から真面目な顔で「これからは子どもたちの親として“だけ”仲良くしたい」と言われてしまいます。私のことを、ひとりの女性として見ることができないと……。絶対に浮気をしているに違いない。そう思ったのですが、根本的原因は産後に30キロ太ってしまった私の体型だったのでした。
あほらしい……夫が私と離婚したい原因が私の体型だったとは。正直呆れてしまいました。
だって、これはただの「産後太り」なのです。
そう、私が太った原因は産後にありました。
過酷な育児に、不規則な生活が原因でどんどん太っていったのです。
しかし夫には「産後は1年くらい」と言い返されてしまいます。何を言っているのでしょうか。
「産後」はあくまでも体重増加のキッカケであり、その後に待ち受ける育児ストレスが最大の要因だったのです。
育児はストレスが溜まるのです。そして私の場合、そのストレス発散方法が「食べること」だったのです。
私がこんなに太ってしまった原因は夫にもあるはずなのに、どうしてそんなに他人事でいられるのでしょうか。
私は腹が立って仕方ありませんでした。こっちの気持ちも知らないくせに。
私のことを女性としては見ないけど、いまは離婚はしないだなんて……そんな都合のいい話ありますか?
つまり、私を妻としては見ないけど、子どもの面倒は見てほしいって? そんなの、ただの家政婦じゃん。
私は夫の言葉に悲しいやら悔しいやら、気持ちがゴチャゴチャでした。
確かに太りすぎたのは認めます。
けれど私のぜい肉は、いわば育児の勲章みたいなものなのです。
育児に真剣に向き合い、その結果ストレスをため込んでしまい、爆食いに走る……。
その繰り返しの産物でした。
「太りすぎ」なんて、べつに他の誰に言われても気にしません。
しかし同じ景色を見ていたはずの夫にそう言われてしまうと、自分の頑張りをすべて否定されたような気がしてたまらないのでした。
【第4話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙