<ワガママ娘が怖い…!>ビビりな父をからかっただけなのに!大げさすぎ【第2話まんが:娘の気持ち】
前回からの続き。私はアイラ。高校2年になると、だんだんと学校の勉強についていけなくなりました。勉強をしていても何も楽しくないし、親が決めた塾に行ってもやる気が出ない。勉強よりも彼氏と遊ぶほうがずっと楽しい。でも最近、付き合っていた彼氏にフラれてしまいました。同じ学校なので、顔を合わせることもあってサイアクです。しかももっとサイアクなのが、「君の友達を好きになった」と言われてフラれたことです。それからは、何をしていてもイライラ、モヤモヤします。
学校でも友達とケンカして、彼氏からは私の友達が好きだってフラれて……。そうだよね、勉強ばっかりでデートもできない私なんてイヤだよね……。もう、何もやる気が出ません。
勉強するモチベーションなんて全然ないのに、父が勉強勉強とうるさく、ついイライラしてしまいます。
本当に殴るわけではないし、父も反射的にビクッとなるだけで、そのあと笑っている。私はおもしろがってその動きを繰り返すようになりました。
ちょっとしたことで驚く父がおもしろく、いつも驚かせては笑っていました。そして私は、いつものようにお父さんを少しからかうだけのつもりで、近くにあったボールペンを手に取り振り上げました。
そんな場面を、忘れ物を取りに戻ってきた母に見られてしまったのです。
父の教え方にもイライラするし、彼氏にフラれ、自分の友達と付き合うなんてもうサイアク! 私のメンタルはボロボロです。
私は、父に暴力をふるうつもりなんて、まったくありませんでした。人を「わ!」と驚かしてリアクションを見て笑う。そんな軽いノリだったのです。
けれど忘れ物を取りに来た母は、私が父を驚かす瞬間を目撃すると、私のことを突き飛ばしたのです。
私だってストレスが溜まるなか、親の言う通り勉強しているのに……! 信じられません。
【第3話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・海田あと