<ワガママ娘が怖い…!>フラれて当然でしょ!言い訳ばかりで悲劇のヒロインぶるなッ【第3話まんが】
前回からの続き。私はユキ。忘れ物を取りに帰ったら、娘のアイラが父親を脅している場面を目撃しました。アイラは父親が虐待を受けて育ったことは知りません。けれど、暴力的なことが苦手なことと、殴られそうになるフリだけでも、反射的に体がビクッとなってしまうことは知っています。それなのに、ニヤニヤしながらおもしろがってやっていたのです。しかも、殴るふりだけではなくボールペンまで振り下ろして。わが子ながら、その意地の悪さにゾっとしました。
夫は事を荒立てたくないのか穏便に済ませたがっているようですが、勉強を教えてもらっているなかで父親が嫌がることをする、ましてやボールペンを振り上げるなどという暴力的なことをしながら笑っている娘を、見て見ぬフリなんて到底できません。
娘はさんざん言い訳を並べていますが、当然ながらどれも人が嫌がることをしていい理由にはなりません。私は「悲劇のヒロインぶるな」「人が嫌がることをして笑って喜ぶ意地の悪いヤツはフラれて当然」と話しました。
翌日、夜勤を終えて帰宅してからあらためて夫と話をしました。
夫はよくあんな暴言・暴力に耐えているなと思います。私だったらもう何を言われても勉強を教える気にはなれません。
夫は虐待を受けて育ちました。親の愛情も感じられずに、とても傷ついたことは想像できます。だからこそ、自分の分まで娘を幸せで笑顔にしてあげたいと思っています。
その気持ちは理解できますが、それと怒らないこと甘やかすことは話が違いますよね?
このまま「ストレス発散のためなら、人をからかって遊んでもいい」と思うような人間になるかもしれない。エスカレートすれば、子どもを虐待する可能性だって……。
だから、私たち家族は変わっていかなければいけません。
【第4話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・海田あと