<帰省を断ったら…?>来てくれる嫁に感謝!少しでも力になりたくて…【第4話まんが:義母の気持ち】
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前回からの続き。私たちは60代の夫婦2人暮らしです。ひとり息子のフユヒコはお嫁さんのカナミちゃんと結婚し、小学1年生になる孫のヒビキくんも素直で可愛らしい子。年に2回ほど息子家族が泊まりにきてくれるのをいつも楽しみにしています。フユヒコとは、また来月の三連休に帰省してきてもらう話になりました。けれどしばらくして「今回は俺とヒビキだけで帰省するよ」という連絡が来て、私は思わず「はあ!?」と大声を出してしまったのです。
フユヒコのところは夫婦共働きだし、お仕事の都合なら仕方ありません。今回は残念だけどカナミちゃんが元気でやっているなら何よりです。そして翌月の三連休、予定どおりフユヒコとヒビキくんがやってきました。夫とともに出迎えます。
お土産を見つくろいながら、おいしそうに食べていたカナミちゃんの笑顔が浮かびます。ひとつかふたつの予定だったのに、いつの間にかいっぱいに……。最終日、帰り際にフユヒコに託すと、「こんなに?」と大笑いされてしまいました。
フユヒコから「今回はヒビキと2人だけで帰省する」と言われたとき、私は驚いて「はあ?」と大きな声を出してしまいました。ひょっとしてカナミちゃんの体調でも悪いのか、それとも何か大きな不都合でもあったのか……と思ったのです。しかし仕事が忙しいからだと聞かされたのでホッとしました。
少しでもカナミちゃんの力になりたかった私は、お土産をたくさん持って帰ってもらいました。するとその後メッセージとともに、嬉しそうな顔のカナミちゃんとヒビキくんの写真が送られてきました。きっとフユヒコが撮ったのでしょう。気に入ってもらえてなによりです。またカナミちゃんの都合がつくときには、ぜひ家族そろって来てもらいたいと思っています。
原案・編集部 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子