<義母の孫差別>弟夫婦が図々しい!家のことを手伝った分だけ孫に還元【第2話まんが:義姉の気持ち】
前回からの続き。私はアリサ。弟の子どものユウとタクは、お年玉をもらってその場であけてしまいました。それどころか、娘のセラのお年玉まであけてしまったのです。そして「ズルい」と騒いでいます。弟やサエさんは、子どもたちがその場であけたことに注意をすると思いきや……私の母に文句を言いだしました。私だったらまず、その場でお年玉の袋をあけるのは失礼なことだとしつけます。そして、ほかの子からお年玉を奪い取るような行為もです。それに、お年玉が多いのには理由があるのですが……。
うちの子どものお年玉の金額が多かったのは、先日、私たちが実家の稲刈りを手伝ったからです。そのお礼もかねていたのです。
「こんな露骨に孫差別をされては、子どもたちが可哀想です! こんなことならもうここには来られません!」
と主張するサエさんと、それを優しく慰める弟……。
そもそも、もらったお年玉の中身をその場であけさせること自体、私にとったら非常識。しかも、うちの娘のお年玉袋を強引に取りあげて、勝手に中身をみました。そんなことをした子どもをなぜ叱らないのでしょうか?
弟は、子どものしたことでこんなに責められる筋合いはないという言い分。私はことの経緯を順を追って説明させてもらいました。
私は実家に来て頻繁にいろいろ手伝っていた。だから母はそのお礼として娘の面倒もみてくれた。そしてお年玉も多くなった。
それに引き換え、なにもしていないくせに図々しく「少ない」だ「平等じゃない」だの言っていて恥ずかしくないのでしょうか?
ちなみにサエさんは、昔から実家に来てもな~んにもしません。座って用意したご飯を食べるだけ。もちろん当日の手伝いもしません。
「家族のだれかが実家の役にたてば、そのお礼が子どもたちへのプレゼントになる」これがうちの実家の方針なのです。
サエさんはお年玉の金額に差をつけたことを「孫差別」だと言いました。
それについて、わが家は家のことを手伝った分だけ孫に還元されると説明しました。
私たちは、先日実家の稲刈りをしましたし、今日のご馳走だって実家で準備をしたのは私です。
このやりかたは、祖父母の時代からだったので、当たり前に弟も知っていることです。
弟とサエさんは自分の子どものマナーが悪くても叱らず、他人を責める。私の怒りもとまりません。
【第3話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・善哉あん 編集・石井弥沙