<図々しいマイホーム計画>味方になってくれた義母の喝「わだかまり残しちゃダメ!」【第4話まんが】
前回からの続き。私はソノカ。旦那のケイタと1歳の娘と暮らしています。私は結婚をしたらマイホームを建てるのが夢でした。すると私の実家の敷地内に家を建てられることになり、旦那の実家がマイホームの資金を生前贈与してくれることに……。しかしそこから旦那の態度がおかしいのです。「誰が金を出すと思っているの?」と言い、私の希望をなにひとつ聞こうとしません。それを義母に伝えると、私の味方になってくれ、旦那に電話をかけてくれました。
義母のあまりの剣幕に旦那は青ざめていました。このままでは家を建てられないどころか、もっと大変なことになると気づいたのかもしれません。私は義母に心のなかで感謝しながら、あらためて旦那と話し合いました。
それからはお互いに主張したり妥協したりしながら、意見を出し合ってマイホーム建築に向かって進んでいます。旦那は自分の母親に怒られて目が覚めたのでしょう。私もようやく前を向いて話し合いができるようになりました。
私の「マイホームはいらない」という言葉で、義母は私たち夫婦の危機に気づいたようです。問題は家を建てて終わりではないと、「離婚」というキーワードまで持ち出して旦那を叱ってくれました。義母の経験から来るその深みのある言葉は、旦那の心にも響いたようです。
私も旦那もマイホームを建てるのが夢であることに変わりはありません。意見が異なることだってもちろんあるし、お互いのすべての要望を叶えることは難しいはずです。でもしっかり話し合って妥協したり納得したりするからこそ、できあがった家に愛着を感じるのではないでしょうか。これからも大事なことを決めるときは、家族みんなで決めていきたいと思います。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子