<義両親がくる!?>おもてなしを張り切る夫。妻「だったら自分でやってくれ。全部…」【中編まんが】
前回からの続き。義母からの「年末の帰省はどうする?」という連絡に、気が乗らなかった私は、「まだパートのシフトが決まってない」と、かわしていました。あわよくば(帰省なくならないかな~)なんて思いながら。でも私の作戦が裏目に出たのか、夫が義両親をわが家に招待してしまったのです。しかも3泊も! さらに夫は「手料理をふるまおう」と言い始めました。夫はほとんど家事も料理もしたことがありません。こうなったら、夫にも娘のコトハにも協力してもらって、なんとか乗り越えないと……。
ローストビーフに、アボカドサラダ……それに加えて魚料理? そんなの無理です! 義両親が泊まりに来る日の午前中、私は仕事。夫が自分で作るつもりだったとしても料理初心者がそんなに作れるわけがありません。
基本家事にはノータッチだった夫。口を開けば、ありえないことばかりを言い出します。夫が提案するメニューはどれもこれも凝った料理ばかりで……イライラを通り越して呆れてきました。
「酢飯ってどうやって作るんだっけ? 具はどんなの買えばいいかな」夫なりに頑張ろうとしている姿を見て、少しだけサポートすることに……。ただこれで調子にのって、結局私がすべてやることになってしまったら、私任せな夫はなにも変わらないままでしょう。
義両親がわが家に来る……しかも泊まるとなれば、やるべきことは料理だけではありません。リビング、お風呂やトイレの掃除。布団も用意して、事前に干しておかないといけません。洗い物だって洗濯物だっていつもより増えるし、何より滞在中はいつもより気を使う時間が増えるのです。
……って、私が細かく説明をしても「う、うん」と曖昧な返事をする夫。ちゃんとわかっているのでしょうか。このままだと不安は拭えないまま当日を迎えそうです。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・マメ美