【気にする?気にしない?】「自慢するアナタが悪い!」逆ギレに戸惑い…私がイジワル?<後編まんが>
前回からの続き。私(カナ、30代)は夫(ヒロノブ、30代)と小2の娘(リリ)との3人暮らしです。娘と同級生のミイカちゃんが同じスイミング教室で習い始めたことをきっかけに、ミイカちゃんのママ(ユキノ、30代、シングルマザー)と私もよく話すようになりました。でもユキノさんがわが家のお出かけ先や旅行先を常にマネしてくるので、私は嫌悪感を抱かずにはいられません。私はユキノさんにひと言伝えようと思い始めました。
興奮気味に語る様子がうっとうしくて、ついにずっと思っていたことを言ってしまいました。
すると、少し間を置いて、
「いつもリリちゃんが自慢するからじゃない。お出かけ先や旅行先を自慢してくるのよ。そんなことされたら、うちの娘だって行きたくなるでしょ! 私1人でがんばって連れていっているんだよ! わざわざ別れた旦那に費用の援助だってお願いしているんだから!」
そんなん……知らんわ!!!
泣いてるユキノさんを面倒に感じて少し引いてしまいます。私が返答に困っていると、今度は私を責め立てる言い方をしてきました。
「カナちゃん、性格めちゃくちゃ悪いね」
そういう問題じゃないと思うんだけどな……。
ぜんぜん知らない人と行き先がかぶるのと、私とユキノさんとの距離感で同じ行き先ばかり行くのとでは全然意味が違うと思うのです。
旅の行程がまったく同じなのは、やっぱりいい気がしません。仮に同じでも、わざわざ報告してきてほしくないです。
「私は同じところに行かれても何とも思わないよ! 意地悪な気持ちで受け取るのやめたら?」
最後にはなぜか私が説教されるかたちで終わるという……。
これ以上話してもムダかもしれないと思いました。
さいわい娘同士は問題なく仲良くできているようで安心しています。
子ども同士の仲がいいと、親も仲良くなれるはずと思いがちですが、そうなれるのは稀なのかもしれません。
それに子どもの仲が悪くならないよう、親同士も親しくすべきだと思っていましたが、今回の件で無理をする必要はないと思いました。
娘には娘の人間関係があるし、これからいくらでも人とつながれるのです。
私にも同じことが言えると思うと、少し気がラクになりました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・善哉あん 編集・石井弥沙