<夫婦の会話、必要?>妻「アナタを求めてない!」失言を後悔…寂しい【第3話まんが:旦那の気持ち】
前回からの続き。俺はコウダイ。妻のアキナと2人家族です。アキナは付き合っているころからおしゃべりが大好きな女性でした。無口な自分とおしゃべりなアキナの相性はちょうどいいと思っていたのです。アキナがしゃべるとみんなも笑顔になるし、すごいなと尊敬する部分もありました。しかし結婚してしばらく経ち、最近は仕事が忙しくて……。家に帰ってアキナの中身がない会話に付き合う気になれなかったのです。そんな話を聞いているくらいなら、テレビやスマホを見てリラックスタイムを設けたい。それが本心でした。
たしかに女性の配信者が伸びるには、既婚者だという事実は隠すのがいいのだろう。アキナの判断は正しいと思う。(ああやって相手を持ち上げて投げ銭をもらうのも、配信者のテクニックだとは思う。でも……)俺はこれまでのアキナとの生活を振り返りました。
(「あのさ」って言ったんだから、話があることはわかるはずなのに。前は何でも嬉しそうに聞いてくれたのにな……もう寝ようとしている……)もうすっかりアキナは俺と会話をしようとは思っていないようです。俺が「オチがないならしゃべるな」と言ったのだから当然の結果かもしれません。
俺は自分の発言が、とてもひどい失言だったと今気が付きました。アキナはひとりで楽しくやっているし、俺の望んだ状況だと言われればたしかにその通り。でも、こうなってはじめてわかることってあるんですね。
何のフォローにもならないけれど、とにかく最近は仕事で疲れていて、アキナにあたってしまっただけなんです。まさかご飯も別で、まったく会話がない、こんなことになるとは思っていませんでした。最初は快適でしたが、今は寂しい気持ちが上回っています。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・林檎りん 編集・塚田萌