【義母、孫の顔が見たい!】ヤバ…嫁を怒らせた!支えたかっただけなのに<中編まんが:義母の気持ち>
前回からの続き。私はエリ。息子ナツキのお嫁さんであるサエコさんを怒らせてしまいました。サエコさんはとても真面目な性格をしています。サエコさんと反対に、私は気の利いた言葉がなかなか言えません。サエコさんを尊敬しています。しかしサエコさんはとても頼もしいのですが、その反面「もっと甘えてくれていいんだよ」と思うこともあります。家族になったんだから、甘えさせてあげることもできるかもと思い接してきましたが、サエコさんを怒らせてしまったのです。
私は踏み込んだ質問をしすぎてしまったと、サエコさんの表情を見たときに思いました。実は私が、若い頃妊娠できずに悩んでいたのです。結婚してから7年授かることができませんでした。しかし義母は私を責めることはしなかったのです。
義母とは近距離に住んでいて、遠方から嫁いできた私にとってもよくしてくれたのです。年をとってからも2人で食事に行き、温泉にも行きました。本当のお母さんのようでした。そんな義母はだいぶ前に病気で亡くなり、もういません。でも義母がしてくれたことが私のなかでたくさん残っています。
サエコさんを怒らせてしまいました。私のように、もしかしたら子どもができず悩んでいるのかもしれない、そう思っていろいろ探りをいれたのですが……それが悪かったようです。
けれど、今の私が幸せなのは、今は亡き義母が私の力になってくれたからです。金銭面も精神面もいろいろなことを助けてくれました。だから、同じようにサエコさんのことも支えてあげたかったのです。ただ私が義母にしてもらったときのようにうまくいきません。
サエコさんにとって私はただのお節介、嫌な義母になってしまったのでしょうか……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび