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<30分揉めました>予定外のことにうまく対応できないわが子。悩ましい……と思ったら意外な指摘が!

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予定していたことと違うことが起きてしまうと、慌てたりイライラしたりするものかもしれません。それが子どもであれば、親としてどうにか対処したいと思うもの。ママスタコミュニティのあるママも、お子さんとの間にちょっとしたトラブルがあったようで、こんな投稿がありました。

『小学生の子どもがクレープが食べたいと言うのでクレープ屋さんに行きました。メニューに「いちごチョコ」があったので注文したら、いちごが品切れになっていました。子どもは「もうクレープはいらない」と拗ねてしまったので、私はバナナチョコのクレープを買ってあげました。でも子どもは「いちごチョコじゃないといらない」と頑なに食べませんでした。30分繰り返しましたが結局食べず、私が食べました。普通ならこういうとき「それなら違うのでいいかな」となるものかと思います。うちの子は、予定と違うことが起こると対応ができません。親としてどう対応すればよいでしょうか』

小学生のお子さんが食べたがっていた、いちごチョコのクレープ。残念ながら品切れで、投稿者さんは代わりにバナナチョコのクレープを買ってあげたのですが、お子さんは食べなかったそうです。投稿者さんとしては、品切れになっているものは仕方がないのでほかのものにすればいいと考えたようですが、お子さんはそれでは納得できず、押し問答のようになってしまいました。

そのときの気分で変わることはあるかも

『うちの子もちょっと似てるかも。そのときの機嫌に左右されるから、なかったら違うのでもいいかって日とじゃあいらない(怒)って日がある。自分の思い通りにならないと不機嫌になって家族の雰囲気が悪くなる。こっちが引きずられたらほかの兄弟が可哀想だから今日はそういう日なのねって割り切って普通にしとくのが一番だよ』

『私は大人だけれど、食べたいものがなかったときに「別のものにしよう」と思うときもあれば「いらない」と思うときもある。子どもも同じだよ』

クレープが食べたいと子どもが言えば、食べさせてあげたいと思うのが親心なのでしょう。でも目当てのものがなかった場合、ほかのものでいいと思えるかどうかは子どもの性格やそのときの気分によって違うのではないでしょうか。大人であっても食べたいものがなかったら「もういいや」となってしまうこともあるでしょう。お子さんがどうしてもいちごチョコのクレープが食べたかったのならば、ほかの商品では納得できないのも仕方がなかったのかもしれません。

子どもがいらないと言っているのだから……

投稿者さんのような対応をする親としての気持ちもわかりますが、一方ではやりすぎとの意見もあるようです。

『30分も押し問答って、私は投稿者さんのこだわりの強さが気になったよ。普通は2~3回のやり取りで終わるのでは?』

『食べたいものが売っていないなら食べなくていいという小学生。売り切れなら食べたくないものを無理やりにでも食べさせたい親。どっちがワガママなんだか』

いちごチョコクレープがないのでクレープはいらないと言うお子さんに対して、投稿者さんは違うクレープを食べてもらいたいと考えました。でもお子さんはいちごチョコのクレープがよかったのですから、ほかを提案しても受け入れるのは難しいのかもしれませんね。子どもの気持ちを考えずに30分も押し問答をする投稿者さんのほうが、こだわりが強く、ある意味ワガママ。そういう意見もあります。

『構いすぎ。食べなかったらほうっておけばいいんだよ。そういう構いすぎに対してもイライラしていたのだと思う』

いらないと言っているにもかかわらず、ほかのものを食べるようにしつこく言われたら、イライラしてしまうものでしょう。「いらないって言っているでしょう!」とお子さんは心のなかで思っていたのかもしれませんね。投稿者さんの気遣いも理解できますが、あまり構いすぎるとお子さんも嫌になってしまうのではないでしょうか。

食べたくないなら買わなくていい、ただそれだけの話

『いらないと言うのだから、食べたくないものをわざわざ買ってあげる必要もないよ』

『子どもが望んでいないのにほかのクレープを買うのが理解できない。ほかの味やアイスなど代わりを提案しても本人がいらないと言えば、「じゃあまたにしよう」で終わりでよくない?』

お子さんがクレープはいらないと言っているのですから、ほかのものを買う必要はなかったのではないでしょうか。クレープから気持ちが離れているということを察して、今回は買わずに済ませたほうがよかったのかもしれませんね。「また買いにこよう」「何か他のものを探す?」などと言えばお子さんも気持ちを切り替えられるでしょうから、投稿者さんのしたことは、親切の押し売りになってしまったともいえそうです。
とはいえ、そのときどきで人の気持ちは変わるものでしょう。次に同じことが起きたら、違うクレープを食べるかもしれません。相手の言葉や態度から、それを汲み取って対応していくことも大切になりそうですね。

文・こもも 編集・みやび イラスト・神谷もち

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