<30万、返す?返さない?>行き詰まっていた私への厚意だよね?返す必要、ある!?【第2話まんが】
前回からの続き。私はシノブ。夫・息子と3人暮らしをしています。息子も小学生になり、毎日元気に学校に通っています。地元にいるため友だちもたくさんいますし、毎日が幸せの連続……そう思っていました。しかしそんな私の元に、元カレのユウイチから電話が。久しぶりのユウイチの声にうっとりしていた私でしたが、告げられた言葉は「貸したお金を返してほしい」という内容でした。その額、30万円……。なんだか私は冷や水をかけられた気分になってしまいました。
新卒で入った会社はどうも私の肌に合わず、私は次の転職先すら決めずに退職してしまいました。すぐに就職活動を始めますが、再就職先は思うように見つかりません。書類で落とされることもよくあり、私は少しずつ精神的に参っていきました。ユウイチとは半同棲していたこともあり、半分本気で「このまま結婚して専業主婦になろうかな」なんてユウイチに話したりもしていました。
そんな私を見かねてか、ユウイチはある日封筒に入ったお金を私に渡してきました。中には30万円が入っていました。
当時の私に30万円は大金です。私はユウイチの厚意をありがたく受け取りました。そのとき、「再就職するまでは会わない」という約束もしていました。
ユウイチから、「過去に30万貸したこと、覚えてる?」と詰め寄られた私。よくよく思い出してみると、たしかに借りた覚えがありました。
私の再就職が難航していたときにユウイチが貸してくれた30万円。私にとってはとてもありがたいものでした。ところがその後私たちは別れ、返すタイミングを逃した私は、いつしか借りたという事実さえも忘れていたのです。
しかしそれももはや15年も前のこと。今さら返す必要って……あるのでしょうか?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・まゆか! 編集・横内みか