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<帰省文化いる?いらない?>祖父母との記憶が大事な思い出になる?【第2話まんが:マキコの気持ち】

前回からの続き。私はマキコ。夫と小学3年生の長男、年長の次男の4人家族です。私も夫も、地元が遠方のため、長期休みに帰省することになっています。もうすぐやってくる帰省シーズン。私はこの時期になると、憂鬱になってしまうのです。高い帰省費用を家族旅行に回せたらと、何度思ったことか。周りのママ友たちは、ハワイや沖縄、テーマパークなど楽しそうに旅行の計画を立てているのに、私は実家&義実家への帰省のみ。そんな自分が悲しくなってきてしまいます。そんな私の本音を聞いて、ママ友たちは優しく諭してくれるのでした。

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「なんでジジババの想い出をつくるために、私が荷造りとか、チケットの手配とか、お土産とかいろいろ気を使わないといけないの!?」

という私に、ほかのママ友は、子ども目線での帰省の良さを教えてくれました。それはみんな、自分が子ども時代に感じた、祖父母との記憶でした。

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「マキコさんにとっては大変だとは思うけどさ。でも子どもと祖父母の貴重な触れ合いの機会を作ってあげているって、すごく意味のある大切なことなんじゃないかな? 子どもたちはたくさんの想い出を持って大人になってさ。いつかこの想い出を思い返したときに、感じるんだよ」

「お母さんは頑張ってくれていたんだなって!」

こう言ってくれるママ友たちのおかげで、帰省に対する気持ちが少しだけ、いい方向に変わった瞬間でした。

【修正版】2_3_3
帰省に付きものの時代錯誤な「親族の集まり」にも、独特な空気を感じて嫌でした。
放っておいてほしい。
帰省を強制しないでほしい。
いくら子どもたちが楽しそうにしていても、私はほとほと飽きていました。
そんな私にママ友たちは、前向きになれるような言葉をかけてくれました。
そして、子どもたちと祖父母との時間は限られているということを改めて自覚することができたのです。
あとどれくらい「孫と祖父母」が触れ合える時間が残されているかは分かりませんが、子どもたちが望む限り、しっかりと付き合っていこうと思います。

【第3話】へ続く。

原案・編集部 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

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