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<ワガママ妊婦の主張>「一周忌に行きたい」「行く意味ないから行くな」すれ違う夫婦【第2話まんが】

前回からの続き。私たち夫婦は60代。孫が生まれ、名実ともに「おじいちゃんおばあちゃん」になりました。ひとり娘のカオリはすでに結婚して近くに住んでおり、ときどき孫のメイちゃんを連れて遊びに来てくれます。カオリのお腹には第2子がいて、妊娠6ヶ月。しかし今日になって、「ユウイチのせいで転んだ」とカオリがやってきました。カオリ曰く、ユウイチ君が手をあげたらしいのですが、私にはやや疑問が……。というのもユウイチ君の様子を見ていると、どうにもにわかには信じられないのです。

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「来月、祖母の一周忌がおこなわれることになっていて、もちろん僕たちも両親から呼ばれました。僕は祖母に育てられたも同然なので……どうしても行きたいと思っていました」こう話し始めたユウイチ君。ケンカが始まったのはこのことが発端のようです。話を聞くと、わが娘ながら恥ずかしくなるような身勝手な言動ばかり……。私はユウイチ君に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。もはや夫まで顔をしかめ始めています。

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「行かなければいいじゃん」とカオリは言ったそうなのです。 苦しそうに話すユウイチ君に、私は何も言えなくなりました。しかもカオリのとんでもない発言はまだつづきます……。「おばあちゃんはもう1年前に他界してるんだし、今さら行ったって会えるわけじゃないんだよ。それより目の前で大変な思いをしてる妻をなんとか助けてあげようとか思わないわけ? 一周忌だかなんだか知らないけれど、妊婦を放っておいて帰省しようとかマジでありえないんだけれど」
このカオリの言い方に腹を立てたユウイチ君がカオリの手をつかみ、振り払おうとしたカオリがソファに座るような体勢になったというのです。

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来月おこなわれる、ユウイチ君のおばあさんの一周忌。それを巡り、夫婦で話し合いがまとまらなかったのがことの発端のようです。
ユウイチ君の話を聞く限りでは、ユウイチ君が自分勝手なことを言っているようには思えません。むしろカオリの言動のほうが失礼に思えます。
また、「手をあげられて尻もちをついた」と主張していたカオリでしたが、蓋を開けてみるとユウイチ君がつかんだのは手、しかも尻もちをついたのはソファの上だそう。
私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

【第3話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ゆずぽん 編集・石井弥沙

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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