<電子マネー派VS現金派>貸し借りナシにしたいのに「トラブルおきないよ~!」はぁ?【中編まんが】
前回からの続き。私(カンナ)はママ友とよくランチ会をします。その会でのお会計は、誰かがまとめてお店に支払って、それぞれの支払いは電子マネーを利用することが定番になっています。個別会計ができないお店もあるし、電子マネーなら、みんなから即座に端数まで集めることができて便利。いつもだいたい5人でランチに行くのですが、そのなかのひとり、マキちゃんだけは電子マネーをかたくなに始めないのです。何か事情があるのかもしれませんが、端数を借りて返さないこともしばしば。だから遠回しに伝えようと思っているのですが……。
電子マネーを提案しても、マキちゃんは「今までトラブルになったことないでしょう? 大丈夫だよ!」とあっけらかんと答えました。さらに「逆に、みんなが現金にしたら? そのほうが手間なくない?」とまで言っています。たまらず他のママが「それだと、端数が出たときに大変だよね。小銭がなかったらお金の貸し借りが発生するっていう話だよ……」と話を元に戻しました。
ユリちゃんはマキちゃんに対して、我慢の限界を迎えたようです。「じゃあさ、マキちゃんこの前の小銭返してもらえる? その前のも合わせて返してくれる? もう今後立て替えは難しいから。そこさえきっちりやってくれるなら現金でもいいと思うよ?」と言いました。
電子マネーが嫌だと言うから小銭を用意する代替案も提案したのに、それも嫌がるマキちゃん。そんなマキちゃんへの苛立ちが勝ったのか、ユリちゃんはだんだんと言葉がきつくなってきてしまいました。
でもユリちゃんの気持ちもわかります。穏便に解決できればよいと思うけど、やっぱり無理だったか……。
でも、このままではマキちゃんの周りの私たちが我慢することになるだけ。今日こういった話し合いができたのはよいことだったのかもしれません。あとはマキちゃんがどう出てくるかです。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか