<子育ての正解は?>「損したくない」「偽善的だよ」ママ友たちの見解に目からウロコ【第3話まんが】
前回からの続き。私(セイコ)は、旦那と小学生の子どもがいるママです。昨日はメロンパンが大人気のパン屋さんに行きました。時間ごとに焼きたてを販売しているので、いつも店内には列ができています。そんななか、ある一組の親子がメロンパンの列に並んでいました。その親子が残りのメロンパンを4個買ってしまうと、後ろの人は次の焼き上がりまで待たなくてはいけません。考えたお母さんは、子どもに向かって「今回買うのは1個にしよう」と提案。その代わり、他のパンをたくさん買って帰った子どもの笑顔を見て、私は「素敵なお母さんだな。見習わないと」と感動しました。しかしその話を旦那にすると、「せっかく並んだんだから早い者勝ち」「後ろの人が3個のメロンパンを望んでいなかったかもしれない」「目的の数を買える達成感を子どもに感じさせるべき」と、まったく別の見解を示されてしまったのです。
「わざわざ後ろの人のために残さなくても良くない?」
「気遣いの裁量を客に求めるのがおかしいんだよ。だいたい店側がルールを作っていない以上、そこにルールはないってことでしょ」
などなど……驚くことに、ママ友のなかでも結構、意見はわかれたのです。
念のため、旦那の言う「3個買わないとっていう圧になってない?」という意見もみんなに共有しました。
それに対してもそれぞれの見解で意見をくれたママ友たち。
「本当にいろんな考えの人がいるんだな」と思ってしまいます。
ママ友たちの意見も、いろいろありました。
自分が我慢したメロンパンを、何の忖度もせずにたくさん買う大人を見たときの子どもの気持ちを考えると、確かに少し切ないものがあるかもしれません。
店側の配慮も足りないというママ友もいました。
一方で、やはりメロンパンを譲ったお母さんは、その場にいい雰囲気を残したのでは? という人もいて、本当に色々な意見があって面白いなと思いました。
日常生活が「教育の場」と考えるなら、親として子どもに見せたかった姿が、そのお母さんの姿だったのかもしれません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙