1,000人超のママたちが回答!旦那さんの実家への帰省は何泊しますか?<ママのリアル調査>
お子さんのお休みとママ・パパのお休みが重なる長期休暇には実家や義実家へ帰省するご家庭もあるのではないでしょうか。そこで今回ママスタセレクトでは「夏休みの帰省」についてアンケートを実施しました。内容はずばり「旦那さんの実家に何泊しますか?」。つまりママにとっては義実家での宿泊について。今夏に限らず「例年どのくらいか」という視点でママたちに聞いたところ、1,000票を超える回答が集まりました。
5割近くのママが義実家へ「帰省しない」と回答
選択肢に「日帰りまたは別でホテルに宿泊」「1~2泊」「3泊以上」「帰省しない」の4つを設定したところ、全体の46.7%と半数近くのママたちが「帰省しない」と答えました。その理由は大きくわけて3つあります。
交通費がかさむ・長距離移動が大変だから
『千葉から長崎への帰省です。しかも長崎空港からも福岡空港からも車で2時間かかる距離なので、子連れではつらいです』
『移動は飛行機が必須。物価高だし無理』
『沖縄なので、家族全員で帰ると金額が大変。数年に一度しか帰省しない』
「義実家への距離が遠すぎるから」という理由で帰省しないママたちも一定数います。家族揃っての長距離移動は金銭的な負担も大きいからでしょう。
義両親と同居・近居のため
『同居なので、帰省自体なし』
「近くに住んでいて、毎月のように会ってるから」など義両親と近居・同居のために帰省そのものがない、というお宅もありました。このカテゴリーのママたちは頻繁に行き来しているだけに「帰省」という概念がないようです。
義両親との関係性が悪い
義両親との関係悪化が原因のため、帰省はしないと考えるママも少なくないようです。
『義実家とは絶縁している』
『孫を可愛がらないし、お金もすべてこちらもち。そんなところに行くわけない』
『義父母との関係が、もう無理! 嫌な思いするために、休暇は使いたくない』
「嫌だから」「面倒くさいから」とはっきり口にするママたちもいました。
「日帰りまたは別でホテルに宿泊」は2割超
帰省するものの、宿泊は義実家ではなくホテル。または日帰り、という家庭もあるようで、25.8%となりました。ここにも3つの理由が挙げられます。
義実家が近距離にあるため
『近所なので日帰りです』
『車で30分の距離だから泊まらないで夜には帰る』
義両親と自分たち家族だけではないから
『妹夫婦と住んでるため泊まれない』
義実家にいるのが義両親だけとは限りません。泊まる場合には義両親だけでなく、同居中の家族の許可も必要になりそうです。
『親戚も「泊まりたい」と言いだすと、7人が泊まることになるため申し訳ないから』
「遠方に住む親戚が泊まるから」という人もいました。
子どもが小さいため
『子どもがまだ小さくて夜泣きもするので、日帰りです』
「子どもが赤ちゃんなので、環境を整えてもらえないと思ったから」など、お子さんの年齢によっては泊まりは難しいと判断することもありそうです。
義実家に泊まれるスペースがない
『ホテルに2泊。義実家がアパートなので』
「義実家は狭くて私たち家族が寝るところ、布団がない」という声もありました。子どもたちが独立して夫婦ふたりだけの生活になれば、コンパクトな暮らしにしたい、と考える義両親がいても不思議ではありません。
「1~2泊」は2割弱に
「お互いの負担を考慮して2日程度が適当」と考えるママも少なくないようです。「1~2泊」と答えたママは18.2%にあたります。
『2泊以上は子どもたちも飽きてしまうし、義両親も孫のお世話がきつそうだから。2泊までがちょうどいい感じです』
短期間であればお互いに負担も少なく、子どもも飽きないというメリットがあるようです。
1割近くのママは「3泊以上」
3泊以上を選択したのは9.3%のママたちです。もっとも多い理由は義実家が遠方であること。さらに義両親との関係が良好であることも大きな要因になっているようです。
『遠方なのと、居心地が良いから』
『10泊。実家以上に義実家は居心地がよく、子どもたちも喜ぶので。ありがたい限りです』
なんと10泊! というお宅も。よほど義両親との相性がいいということでしょう。
気持ちよく帰省するためにできること
数泊であれ長期泊であれ、義実家での滞在はお互いにとって非日常です。気持ちよく過ごすための秘訣はあるでしょうか。今回はママたちのコメントを参考に次の6つを提案します。
1:事前に夫婦で話し合う
義実家へ帰省する前にお互いの意見や気持ちを確認し、事前に役割分担を決めておくことも大切なのではないでしょうか。ママスタセレクトが2024年6月に実施した「帰省先でのパパの家事分担について」のアンケートによると、ママたちの多くは「動かないパパの姿」にストレスを感じているようでした。その解決法としても、帰省前に話し合っておく重要だといえそうです。
2:滞在期間を柔軟に調整する
宿泊する側もされる側も快適に過ごせる滞在期間を検討することも大切でしょう。今回ママたちから寄せられたコメントでは「2泊がちょうどいい」という意見が多くありました。参考にしてみては?
3:ホテルの利用を検討する
義実家に十分なスペースがない場合だけでなく、プライバシーを重視したい場合はホテルの利用も良さそうです。金銭的な負担は増えるものの、心理的な負担は軽減されるかもしれません。
4:子どもが楽しめる計画を立てる
帰省先で子どもが退屈しないような計画を立てておくことも大切ですね。観光地への訪問だけでなく、自宅近くで行われるお祭りや花火大会など、夏ならではのイベントに出かけるのも良い思い出になりそうです。
5:経済的な負担を軽減する工夫を考える
経済的な負担が大きく帰省できないと考える人たちは、早めの予約や割引サービスを利用してみてはいかがでしょう? 上手に活用できたら、諦めていた帰省も実現可能になるかもしれません。
6:義両親と良好な関係を築く
何といっても大切なのは、義両親と良好な関係を築くことでしょう。積極的なコミュニケーションをとり、気遣いをもって感謝を伝えることを忘れずにいたいものです。
誰もが楽しみな夏休みになりますように!
とかくママの負担が大きくなりがちな義実家への帰省。滞在中だけでなく、事前準備に帰宅後の片づけなどやることは山積みなだけに、考えただけで億劫だというママもいるかもしれません。そうならないためにも、帰省前には旦那さんや子どもたちを巻き込んで、計画を立てたり役割分担を決めてみてはどうでしょう? 去年は頼めなかったことも、今年はできるようになった! など、子どもたちの成長を発見する機会にもなるかもしれません。
ママたちの負担を軽減する方法もぜひ参考にしながら、楽しい夏休みを迎えてくださいね!
総回答数:1,055票
調査方法:インターネット
調査月:2024年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・Ponko