1,800人超のママたちが選ぶ「嫌いな家事」第1位は?<ママのリアル調査>
子育てや仕事に追われる生活であろうとなかろうと、生活をする以上は欠かせないのが家事です。人によって家事への考えはそれぞれでしょうが、たとえ家事が好きなベテランでも、誰しも1つや2つは苦手な家事があるのでは……?
ママスタセレクトでは「一番嫌いな家事は何ですか?」というアンケートを実施しました。選択肢には「料理」「掃除」「洗濯」「その他」の4つを設定。1,800人を超えるママたちの本音が届きました。
過半数のママが嫌いな家事を「掃除」と回答
もっとも多かったのが「掃除」を選択したママたち。1,801人中920人と半数を超えました。
『必死にきれいにしても、あっという間に汚れるから。きれいな状態を保ち続けるのが難しい』
『片付けて掃除しても家族みんなで散らかす。そしてすぐ汚れる、の繰り返し。うんざり』
「掃除してもすぐ元通りになる」「掃除する横で子どもが散らかす」などなど、ママたちからは徒労感に満ちた声が続々と届きます。散らかす家族VSママの攻防戦が目に見えるようですね。
『掃除には明確な終わりがない』
「範囲が広いから完璧にしようとすると終わりがない」というコメントもありました。自分自身で「今日の掃除はここまで」と時間や範囲を決めない限りは、延々とタスクが課されるのが掃除の特徴といえそうです。
けれど、こんな頼もしい(?)声もあります。
『汚くても生活はできる!』
「ホコリがあっても死なない」という人も。ときにはこんな開き直りも必要かもしれません……。
「料理」が苦手な人は約3割
掃除の次に多かったのが「料理」を挙げたママたち。全体の3割強にあたります。料理の何に対しママたちは苦手意識をもっているのでしょうか。
献立を考えるのが大変
『毎日、毎食の献立を考えるのが面倒』
「子どもの好みやバランスを考えながら献立を考えるのは大変」など、「料理が嫌い」と答えたママたちの多くが、献立を決めることに苦労しているようです。毎日献立を決めるのが億劫な人は、曜日ごとの主菜を決めてしまうのはどうでしょう? たとえば月曜日は肉、火曜日は魚、水曜日は麺類、木曜日は丼もの……など、大枠を決めておくだけでもラクになりそうです。
せっかく作っても子どもが食べてくれない
『せっかく作ったのに、子どもが食べてくれない日は悲しくなる……』
『子どもの好き嫌いが多いから』
お子さんの食欲や好みにママの気持ちも振り回されがちです。
料理は労力がかかる
『献立を考えて買い物に行き、調理して後片付けをする。料理といってもやることが多すぎ』
『作る労力のわりに一瞬で食べ終わってしまうので』
「料理」と一言でいっても、そのためには時間も労力もかかります。料理をすると考えるだけで面倒だという人も少なくないかもしれません。
1割弱のママは「洗濯」が苦手
「洗濯」が嫌いだと回答したママは1割弱となりました。
『干すのはいいけど畳んでしまうのが面倒』
『洗濯物を畳んでそれぞれの収納にしまうのが面倒くさくて嫌い』
洗濯は洗濯機がしてくれるとはいえ、そのあとの工程は人力でせざるを得ません。家族の人数が多ければ多いほど、その手間も増えるでしょう。せめて畳むのは旦那さんやお子さんにしてもらう、しまうのは各自でするなど、家族みんなで分担することも考えてみては?
『1日でもサボると後が大変。大嫌い』
掃除や料理は数日くらいしなくても何とかなりますが、洗濯はそうはいきませんね……。
食器洗いが一番嫌いだと答える人も
「その他」を選択した1割未満のなかでも、多かったコメントが「食器洗い」です。
『キッチンの洗い物。手が荒れるし、調理器具は大物もあって面倒!』
『食器洗い。皮膚や爪が弱くてすぐ乾燥してかゆくなるから』
ほかにも「アイロンがけ」「布団カバーやシーツの取り替え」「庭の草取り」という声もありました。
苦手な家事を克服する方法はある?
ママたちが苦手だと感じる家事の数々。克服する方法はあるのでしょうか。
1:家族と家事を分担する
お子さんも含めた家族全員で家事分担を考えてみてはいかがでしょう。ママが家事のすべて引き受けるのではなく、得意な人が得意な分野を担当してもよさそうです。
2:家事を楽しむ
家事を義務と考えるのではなく、楽しい時間と捉えられるような工夫をするのはいかがでしょうか。たとえば「音楽を聴きながら掃除をする」「新しいレシピに挑戦する」など、自身のモチベーションをあげる方法を見出してみては?
3:効率的な方法を見出す
掃除であれば掃除用ロボットに、食器洗いであれば食器洗い洗浄機に、洗濯は乾燥機つき洗濯機に、と頼れる“もの”はいくつもあります。料理もお惣菜やレトルト食品、冷凍食品を上手に使えば時短にもなりそうです。
4:自分へのご褒美を用意する
「家事をやっても誰にも褒めてもらえない」というママの声も少なくありませんでした。家族に認めてもらえないのであれば、自分で自分に“ご褒美”を用意してはどうでしょうか? 家事が終わったらお気に入りのスイーツを食べよう、観たかったドラマや映画を観よう、というのでも良いですよね。
完璧な家事を目指さなくても良いのでは?
あくまでも筆者の個人的な見解ですが、料理が好きな人は掃除が苦手。逆に掃除が好きな人は料理が苦手、と訴える人が多いような気がしています。つまり、家事のすべてを完璧に得意だと感じている人は少ないのではないでしょうか……? 家事のすべてを完璧にこなそうとするのではなく、自分なりの妥協点、合格点を見出すことで、家事に対するストレスを軽減させることができるのでは? と考えます。皆さんはどう思いますか?
総回答数:1,801票
調査方法:インターネット
調査月:2024年4月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部