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<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活【第2話まんが】

前回からの続き。私(マキコ)はもうすぐ還暦を迎える主婦です。義母はとても優しく思いやりのある人で、結婚当初から続く同居生活は平和なものでした。しかしここ数年、認知症の症状が進みはじめて義母は性格が変わったようになり、身体の機能も少しずつ落ちてきたのです。懸命に介護してきた私たち夫婦の疲労は増すばかりで、ついに義母を高齢者施設に入れる決意をしました。運よく近所の施設に空きがあったのですが……義母は頑なに「施設には入らない!」と言うのです。
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「お願いだよ……家にいさせてよ……」悲しそうに訴える義母に、私たちはそれ以上話を進めることができませんでした。帰っていく職員さんを見送りながら、私は愕然としていました。この先もこんな生活が続くかと思うとぞっとします。

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「そりゃ、騙した罪悪感はあるよ? でもあのまま自宅にいられたら、家族みんなが体力的にも精神的にも持たなかったと思うから。結果的に今笑顔で会いに行けているから、良かったのかなーって思っている」「そっか……」

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義母の「絶対にイヤ!」という反応に若干絶望してしまった私。義母が首を縦に振らない限りずっとこの生活が続くのかと考えただけでも、辛くなってきてしまいました。施設の職員さんに「ご本人が納得してから」と言われてしまった以上、義母の気持ちが変わるのを待つしかないのでしょうか? けれどそんな日は来るのでしょうか……?
悩んだ私が職場の同僚に相談すると、皆同じような経験をしてきていることが分かりました。こんなときの対応に正解はないのかもしれません。自分たち家族がどうしていきたいか……それをしっかり見極めるべきなのだなと感じています。

【第3話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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