【オムツ調査】パンパース・メリーズ・ムーニー・グーン・マミーポコ・ゲンキのパンツMサイズを比較してみました!
自称『オムツマニア』で保育士の筆者が送るオムツ調査レポート。今回は「パンパース」・「メリーズ」・「ムーニー」・「グーン」・「マミーポコ」・「ゲンキ」のパンツ型Mサイズを比較してみました。
紙オムツ比較(パンツタイプ)サイズ
同じMサイズのオムツなのに、各社で大きさがまちまち。特に足回りは明らかにメリーズが大きく作られていました。
また、注目したいのがおしっこライン。ムーニーは表・裏ともに同じ長さでしたが、ほかは違いました。またマミーポコに至ってはそもそも ついていませんでした。
紙オムツ比較(パンツタイプ)さわり心地
見た目より気になるのが、ウエストゴムの伸縮率!
一番ゴムが伸び縮みしたのは、メリーズでした。おなか周りにゆとりが欲しいお子様にもおすすめです。ゲンキ、グーン、ムーニーも伸縮性があり、フィット感が良かったです。マミーポコはゴムが3本入っており、その部分が伸び縮みしますが、少々フィット感に欠ける印象。逆にゴムがあまり伸びなかったのがパンパース。細めのお子様にはおすすめだと思いました。
また、お尻にあたる部分はゲンキ、ムーニー、メリーズの順に柔らかく作られているように感じました。触り心地が良かったです。
パンパースはやや硬めな印象、マミーポコが一番硬くごそごそとした触り心地でした。
紙オムツ比較(パンツタイプ)吸水実験
実験方法
①1歳前後の赤ちゃんは一日に約500mlのおしっこが出るそうなので、そのうちの4分の1の量、100mlの水を各オムツに入れてみました。(おしっこの97パーセントは水分とのことなので、今回は水道水を使用しました)
②そして、おむつに水を入れた後にティッシュペーパーを置きます。
③濡れた様子を確認後、実際に触ってみました。
各社、吸水性はよく、すぐに水を含みました。しかし、同じスピードで水を入れたつもりでしたが、マミーポコだけは水をはじいてしまう場面がありました。かつ、直後のティッシュを確認したところ、目視でも濡れていて、触った感じも濡れている感触が一番よく伝わりました。
またパンパースは水を入れると独特なにおいがありました。筆者もよくパンパースを使用しますが、においが他社よりあるように感じていたので、問い合わせてみました。
Q おしっこをしたときに独特のにおいがするのですが、おしっこをしたことが分かるようにわざと独特のにおいがするように作られているのですか?それとも何かの成分のせいなのですか?その場合履いている赤ちゃんに何か影響はありますか?
A お申し出のおむつのにおいは、オムツの原材料のにおいと思われます。すべての原材料には特有のにおいがありますが、これらのにおい自体には製品の安全性に影響を及ぼすものではありません。
パンパースに使用している原材料は厳しく検査しており、国の定める規格を満たしていることを確認しています。また、パンパースを生産しているP&G明石工場(兵庫県)では、P&Gが定めた独自の厳しい規格・品質判定に合格した製品のみを出荷しております。おむつのにおいは、パンパース製品の安全性や機能に影響を与えるものではありませんが、みなさまにより気持ちよくお使いいただけるように、おむつの原材料のにおいを軽減すべく努力し、より良い製品づくりに日々務めております。
とのことでした。ご協力いただきありがとうございました。
このように同じMサイズのおむつですが、サイズや吸水性で各社違いがありました。しかし、この違いは、赤ちゃん一人ひとりの体のつくりに合わせて、親が選択できるというメリットにも思いました。どのメーカーも驚くほど吸水性はよく、少し濡れている場合でも、快適に赤ちゃんは履けるのではないかと思います。ぜひこの結果を、今後のおむつ選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
※上記は1個人の実体験に基づく感想です。
文・編集部