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<亡き母の形見を……?>形見分けを断った父。必死に食い下がった意外な人物とは!?【第3話まんが】

前回からの続き。私はサオリ。先日母が亡くなり、父を手伝うために少しのあいだ実家に戻ることになりました。母親との別れを悲しむ間もなくバタバタとした日々を過ごした私たち。少し落ち着いたところで叔母から呼び出されました。指定の場所に行くと、叔母と一緒にいたのはツカダと名乗る男性。どうやら「母の不倫相手」らしく、「母の形見を少し分けてくれないか」と話し出したのです。私たちは帰宅後、慌てて母の遺品を調べて痕跡を探しました。しかし不倫の証拠を見つけ出すことはできませんでした。

母の形見_009

私はもっと父から詳しい話を聞くために改めて実家へ行きました。

父が叔母に連絡をして、「形見を分けることはできない」と話したそうです。同時に慰謝料などのお金を受け取ることも辞退したと話してくれました。あんなお願いをしてきたのでもっと食い下がられるのかと思いきや、一度断ったらそれ以上何も言われることはなかったそうです。

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真実はわからないままでしたが、私と父は母を信じることを選びました。父も私もどこか晴れやかな気分でいられたと思っています。あれから叔母さんやツカダさんからは一切連絡がありません。きっと母の形見をもらうことができないと理解したから、もう連絡をしようと思わないのでしょう。ツカダさんがたくさんのお金を出してまで母の形見をほしがった理由はよくわかりません。ひょっとしたら何か深い理由があったのかもしれません。しかしその理由を知る必要はないでしょう。今はただ、母が安らかに眠ってくれたらいいなと思います。
そしてそれから数ヶ月後のこと……。

母の形見_012

父がツカダという男の要求を拒否して数か月後、叔母のホノカさんから一通の手紙が届きました。その手紙には「本当は自分がツカダ氏と不倫をしていたこと」「別れ話のもつれから私たちにも迷惑をかけてしまったこと」が書かれていました。
あれから4年後、私は現在、夫と子どもと家族のいる幸せを噛み締める日々です。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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