<亡き母の形見を……?>父「母さんを信じる!」潔白を証明するため日記を見ると……【第2話まんが】
前回からの続き。私はサオリ。先日母が亡くなり、父を手伝うために少しのあいだ実家に戻ることになりました。母は覚悟をしていたのか事前に荷物の整理を進めていたようで、片づけはそこまで大変ではありませんでした。さて母親との別れを悲しむ間もなくバタバタとした日々を過ごしていた私たち。少し落ち着いたところに叔母から呼び出しを受けました。指定の場所へ行くと、叔母と一緒にいたのは1人の男性。なんと「母の形見を何か分けてくれないか」と話し出したのです。
父はその場は冷静な対応をしてその場をあとにしました。私たち親子はただただ困惑してしまいました。帰りの車の中で私は父に質問しました。
父は力強い口調で「母さんは絶対にそんなことはしない!」と、言いました。
私たちは帰ると、申し訳ないとは思いながらも母の日記をチェックしてみました。「妹と会った」と書いてある日はありますが、楽しく遊んだことやお茶をしながら話したことが事細かに書かれています。母のスマホも久しぶりに起動させました。LINEや写真フォルダも確認しましたが、ツカダという男の痕跡はまったくありませんでした。
ツカダと名乗る男性から「母の形見を分けてほしい」と懇願されて、困惑してしまった私たち。
「20年も不倫関係にあったのだから夫婦も同然だと思っている」との主張に面食らってしまいました。もし不倫が事実だとしたら、ツカダさんの気持ちがわからないわけではありません。
しかし私たちとしても、おいそれと形見を分けることなどできません。私たちは真実を確かめるため、帰宅後に母の遺物をアレコレと探してみました。その結果、ツカダさんとの関係を証明するようなものは何ひとつ見つけることができませんでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか