<お手伝い……イラッ!>今の苦労は未来の自分を助けてくれる!わが家のお手伝いルール【後編まんが】
前回からの続き。私(ユズキ)は現在、夫と3才の息子アツトと暮らしています。夫の仕事は朝早くて、帰宅時間も遅いことが多く、家事育児は私がメイン。仕事が終わってから急いでお迎えに行って、夕飯準備やお風呂の支度、寝かしつけ……と平日は目が回る程の忙しさです。さらに、私が急いで夕飯の準備をしていると「お手伝いする!」と近寄ってくる息子の足音が、恐怖でしかありません。何とか断ろうとしても機嫌が悪くなるし、受け入れたら受け入れたで時間がかかってイライラが募ってしまいます。その結果、言わなくてもいい言葉で子どもを傷つけてしまうことが多々あり、私はほとほと疲れ果てていたのでした。職場の先輩ママに相談すると「お手伝いの舵を握る」ことが大切だと言われて……?
先輩ママからのアドバイスを参考にしたら、時間が読めなくてイライラすることもなく、余裕を持ってお手伝いに寄り添うことができました。こうやっていろいろ工夫しながら、子どもの気持ちと親の気持ちの落としどころを見つける努力をしていきたいと思っています。
私はアツトにお手伝いについてお願いを伝えることにしました。
先日、最後に先輩が「今は大変でもさ、子どもは覚えて成長してくれるから。家事スキルを身に付けておいて貰うことで、後々助かるのは母親自身だよ」と、頼もしいことを言っていました。
最近は息子にお手伝いしてもらう内容を決めておいて、それを息子に選ばせるようにしています。
最初は「とにかく全部やりたい!」と張り切っていた息子ですが、親にも「できる」「できない」のラインがあることをしっかり伝え、その上で息子の「手伝いたい」を叶えることで気持ちが満たされたようです。
私も息子の手伝いをスケジュールに組み込んだおかげで、イレギュラーが発生することなく穏やかな気持ちでお手伝いに寄り添うことができました。これからも子どもの「やりたい」と親の「ここまでならできる」の歩み寄りをしながら、子育てを頑張っていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・チル 編集・横内みか