<身長コンプレックス>ウソ!?息子に突きつけられた現実……伸びはあと「3センチ」?【前編まんが】
私は息子のコウタと夫との3人家族です。コウタは幼い頃から小柄でした。私も夫もそこまで大きい方ではないため、仕方ないのかなと思ってはいたのですが、コウタ本人は中学校に入ってからものすごく身長を気にするようになってきました。背の高い子からリサーチした「効果的な飲みものや食べもの」を積極的に摂ったり、ストレッチをしたり、毎日懸命に努力をしています。しかし身長は思うように伸びず、コウタはますます身長のことをコンプレックスに感じてしまうようになってしまったのでした。私にもできることがあるのであれば、何でも協力してあげるつもりでした。しかし……。
年齢が低いうちは、小柄であればそれなりに可愛がられていたのですが、新学期の度に「また背の順一番前だった……」と落ち込む姿がかわいそうで。「そのうち伸びるよ!」と励まし続けてきました。もともと明るい性格もあって、コウタを慕ってくれる友だちは多く、学校生活も楽しんでいたのです。
しかしコウタが中学3年生になった頃、その後の通院で検査をした結果、今後は劇的な伸びは期待できないと先生から言われてしまったのです。毎日、バランスの良い食事を心掛け、よく眠るなど、コウタの毎日の努力を知っています。だからこそ、コウタの気持ちを考えると、私もとてもショックでした。
幼い頃から小柄だったコウタは、自分より大きな子たちに負けないくらい元気で明るい男の子でした。
周りの人はそんなコウタを慕ってくれていたし、友達も多く、これといったトラブルもなく楽しい学校生活を送っていたのです。
しかし中学に上がる頃から、身長が高い子が威張るようになり、コウタは身長が低いことをからかわれるようになってしまいました。
170 cmになることを目指して、今できることを必死に頑張ってきたコウタ。
私の身長をようやく追い抜かしたと喜んだのも束の間、専門の先生からは無情にも「あと3 cm伸びるかどうか」と言われてしまったのです。
私はこの日のショックを受けたコウタの顔を、忘れることができません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙