<ズレる男>共感してほしいだけなのに否定してくる旦那。夫婦の会話でイライラせずにいるためには?
夫婦において大事なことを話し合ったりお互いを労い合ったりといった、些細なコミュニケーションはなによりも大事なこと。何気ない会話でもちょっとした幸せを感じることができれば、お互いへの愛情も深まるはずです。しかし現実はなかなかうまくいかないことも……。ママスタコミュニティには「言っていることが謎すぎる旦那」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんは旦那さんとの会話が嚙み合わないとして、ママたちに意見を求めています。
『8歳の子どものズボンを旦那に見せて「(子どもの)足が長くなったよね。大きくなったよね」と私が言いました。旦那は「そういうことは(子どもが)ズボンを履いてみて、ズボンの裾が短くなっていたら言うものじゃないか」と言われました。子どもが大きくなって嬉しい気持ちを共有したくて「そうだね」って言ってくれればいいのに、会話をするといつもこんな感じです。毎度イライラが募り、悲しくなります。ただ「そうだね」と同意することがそんなに難しいですか?』
子どもの体の成長に関する夫婦の会話。しかし投稿者さんがズボンを見せて「大きくなったよね」と旦那さんに話しかけたところ、旦那さんは共感どころか、投稿者さんの問いかけの内容について指摘してきました。ただ共感してほしかっただけなのに旦那さんの返答にイライラや悲しさを感じてしまった投稿者さん。この投稿にママたちからはどのようなコメントが寄せられたでしょうか。
うちの旦那も「本当だね」で済む話にズレた反応をするよ
『「本当だね」で済むのに絶妙にズレたことを言い出すことあるわ。うちの旦那ならズボンを見て「洗濯で伸びたのかな?」とか言いそう』
『うちも共感してくれないからイライラするよ。適当でもいいから「本当だよね」と言ってほしいよね。話す気なくなるし悲しくなるわ』
ただこちらの言ったことに共感や同意をしてくれればいいものを、細かい部分を指摘してきたり趣旨から外れた論点で話を広げたり。そんなリアクションを取る人は投稿者さんの旦那さんに限らないのかもしれません。ママたちからは「うちの旦那も同じ感じ。イライラするよね」と投稿者さんに共感する人がいました。また「そんな返ししかしてくれないと、会話したくなくなるよね」というコメントも。
『そんなことでイライラしていたらもったいないなって思う』
『あなたが「そうだね、裾が短くなってから言えばよかったね」と同意すれば解決』
『私なら「このズボンが小さくなったって話じゃないよ。昔はもっと小さいズボンだったのになっていう感動よ~、わかってないなあ」って笑い飛ばして終えるけどな。コミュニケーションで相手が期待した反応でないことに腹立てても』
一方で「そんなことでいちいちイライラしたり悲しんだりしなくてもいいのでは?」と、投稿者さんの受け手側としての問題点を指摘しているママもいました。夫婦といっても他人ですから、パートナーの言いたいことや求めることを100%汲み取ってその通りに返答できないこともあるでしょう。投稿者さんが旦那さんに「こう言ってほしかったのに」と思っているのと同様に、旦那さんもまた「それならもっとこう言ってほしかったのに」と思ったからこその発言かもしれません。また「こういう意味で言ったんだよ~」と自分の求めていたことを明るく伝えたらいいのでは? というアドバイスも。相手が自分の期待していた反応をしてくれなかったことに、わざわざネガティブな感情を抱く必要もないと前向きなコメントがありました。
普段からそのズボンに接していないから、子どもの成長を感じられなかった?
『旦那さんは普段あまり洗濯や子どもの世話をしない人なのかな? 服だけを見て「大きくなったな」って思えるのは日頃から家事をやっている人だと思うよ』
『旦那さんはズボンじゃなくて、中身の子どもが大きくなった(=裾が短くなった)のを見ないとそう感じないってことなのかな。感覚の違いだろうね』
『旦那さん、人の言うことの逆を言うことで自分の存在感を示そうとする人とか』
また今回の件は旦那さんが投稿者さんに共感していないのではなく、旦那さんの普段の育児参加度や性格が影響している可能性もあります。投稿者さんは普段からお子さんの洋服を買ったり洗濯したりと、そのズボンをたくさん見ているのでしょう。だからこそズボンそのものを見て「この間までこのズボンがブカブカだったのに、今はジャストサイズだな」「昔はもっと小さなズボンを履いていたのになあ」と、お子さんの成長を感じることができています。しかし旦那さんはお子さんの洋服に普段から接していないために、そのズボンだけでは成長具合を実感できないのかもしれません。
また別の観点ではありますが、旦那さんの性格として相手の言ったことと逆のことを言ったり、相手の意外性を突くコメントをしたかったりするなんてことも? もしくは、自分は本質を突けていると思っているのかもしれません。
イライラしたり悲しんだりせず、ハッキリと「こうしてほしい」と伝えるのもいいかも
『私だったら「ちょっと毎回毎回その感じだるいんだけど」と言うかもしれない。どんな夫婦にでも合わない部分はあるけど、合わない部分を気軽に言い合えて笑い合えるのって夫婦だけじゃないかな。じゃないとほんとに辛いだけじゃない?』
『うちの旦那もそう。若い頃に注意したことが何度もあるけど、「そっちは自分のタイミングで伝えたいことを話しておいて、こっちは本音も言えないなんておかしい」だったよ。子どものことなのにね。私は相手の話に否定から入ることはしないし、どうでもいい内容は毎回「そうだね」と答えている。こちらの気持ちを伝えても自分中心な返答だから、結婚19年だけどここ数年は私から話しかけることは一切なくなったよ』
今回の投稿では投稿者さんと同じ体験をしたことがあるママたちから共感の声があった一方で、旦那さんにいちいち期待したり求めたりするのも違うのでは? という反対意見も見られました。たしかに投稿者さんは旦那さんに対して、勝手に期待して勝手に落ち込んでいるという見方もできるでしょう。しかし夫婦ですから「こうしてほしい」という希望を伝えることも大事なこと。どちらかが相手と会話したくないという状況は、夫婦の危機に片足を突っ込んでいるとも捉えられます。
ちなみに筆者の旦那も、筆者の話に共感するどころか、最後まで聞くことなく「いや……」と否定から入ったりいつの間にか自分の話にすり替えたりすることがたびたびあります。以前そのことを指摘したら、なんと本人は否定していることに無自覚だったことが判明。そこで「まず私の話を最後まで聞いて、話を遮ったり否定したり自分の話に持っていったりしないで。そうしないなら私からもう話しかけない」とキッパリと言ったことがありました。それ以来、旦那が否定から入ることは減り、筆者もその分旦那の話をもっと聞いてあげようという気持ちになりました。投稿者さんもそれとなく旦那さんに「夫婦の会話をもっと大事にしたいから、もう少し○○してほしい」と自分の求めていることを素直に伝えてみるのもいいでしょう。旦那さんは悪気なくやっていることかもしれませんし、指摘されて気づくこともあるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・マメ美
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