<不登校は甘え?わが家の場合>涙を堪えた長男「ボクが怒ればママは……」ごめんッ!【第4話まんが】
前回からの続き。私はサトミ(35)。地方都市で夫、長男・アサヒ(7)、次男・ヒナタ(2)と4人で暮らす専業主婦です。平日はほとんどワンオペで、イヤイヤ期のヒナタの育児に苦戦しながらもなんとか乗り切る毎日でしたが、4月に新小学1年生となったアサヒが5月には登校を渋るように……。イヤイヤ期のヒナタに登校を渋るアサヒ、育児を私に任せきりにする夫、八方塞がりになってしまった私は高校時代の親友であるシオリに相談しました。そこで私は小学校に入り、環境が変わったばかりのアサヒに、十分な安心どころかプレッシャーを与えていたことに気付いて反省しました。まずはアサヒと2人きりの時間を作るべく、育児に非協力的な夫を説得します。
子どもたちとお出かけとなると、いつもはヒナタの対応ばかりでアサヒのペースで動くことができませんでしたが、今日は2人きりなので思う存分好きなことをさせてあげられます。私も今日は余裕があるので、とても穏やかな気持ちでアサヒと接することができます。こういう日を今まで持つことができず、アサヒには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こうして私は久々に、アサヒと2人の時間を満喫しました。私は「ヒナタがいたらプラネタリウム見れないもんね。アサヒの行きたいところ全部行っちゃおっか!」と、明るく話します。
ヒナタは久しぶりに私と2人きりでのお出かけなので楽しそうです。学校の話も話し始めました。
それから私は意識してアサヒを甘えさせるようにしています。
夫も強制的にヒナタと2人きりにしたあの日以来、少し育児に自信がついたのか、ヒナタを任せることができるようになってきました。そのお陰なのかわかりませんが、アサヒは毎日とはいきませんが、少しずつ学校に行く時間が増えてきています。
あくまでわが家の場合。登校を渋るようになってしまったのは、学校に問題があったわけではなかったようです。
ただでさえ環境ががらっと変わって不安でいっぱいの新1年生。もう小学生だからと思わずに、子ども自身をしっかりと見つめ、安心できる環境をつくってあげたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ふみまる 作画・ちょもす 編集・横内みか