<幸せだった人生が>自分が不幸に転落した分岐点はいつですか?
就学や就職、結婚、出産、子育てといった人生の岐路となる大きなライフイベント。人生のなかで決断を迫られる場面もありますが、なかには「あのときこんな選択をしなければよかった」と後悔している人もいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティにもあるママから、こんな投稿が寄せられました。
『あなたの人生で「あそこが幸せから不幸への分岐点だったな」と思う瞬間は?』
投稿者さんの場合は、仕事先でうつ状態になってしまい、仕事選びで人生が転落したと感じているようです。ほかのママがどうなのか気になり、質問を寄せてくれたようですね。ママスタコミュニティのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。
結婚が分岐点、配偶者選びは慎重に
『仕事から逃げたくて、旦那と結婚を決めたとき。こんなに貧乏生活を強いられるとは思わなかった』
『実家も貧乏な元バンドマンと結婚したとき』
『10年付き合って結婚になった彼氏の親が、破産宣告していたのがわかったけど、そのまま結婚したこと』
『結婚! 付き合う前に戻って過去の自分を引き止めたい』
こちらは配偶者選びを後悔しているママの声です。経済的な苦労を強いられているママは「失敗した」と感じているようですね。どんなに好きで結婚しても、愛だけでは結婚生活を幸せと感じられないものなのかもしれません。それ以外にも旦那さんとの性格の不一致や、義親との関係など、結婚当初は思いもよらなかった不幸を感じている人もいる様子。結婚は人生のなかで幸か不幸かを大きく左右するライフイベントの一つですから、自分の子どもにも配偶者選びは慎重にしてほしいと願うママは少なくないのではないでしょうか。
引っ越し・転校が分岐点。環境選びも大切
『家を新築して引っ越した日から』
『小3のときの転校。転校したくなかった』
引っ越しをきっかけとして、不幸になったと感じているママもいました。住む場所選びも生活の基盤になるため、とても大切ですよね。引っ越して後悔している原因には「住宅の欠陥が見つかった」「近隣住民にめんどうな人がいる」「転校した学校が合わなかった」などが挙げられるでしょうか。住む家そのものの後悔もあれば、周辺環境や人間関係まで派生することもあるかもしれません。今後引っ越しを検討しているママは、慎重に下調べをしたほうがいいですね。大きな選択だからこそ、あらゆるリスクを挙げて、一つ一つチェックするとよさそうです。
進学先選び、仕事選び、親への恨みなどもある
『生まれたときから。まず親ガチャ失敗』
『毒母のお腹から産まれた日から』
『補欠合格した大学に現役で入ってしまったこと。行く気なんて無かったのに、受験でヘトヘトになっていたんだよね。合格してうれしくて飛びついてしまった。まったく興味のない学部だったし』
『IT業界に就職してしまったこと』
そのほかにも、親に恵まれず生まれたときからつらい思いをした人や、進学先選びを間違った人、ブラック企業へ就職してしまった人など、人生がうまくいかない原因を挙げてくれていました。家族関係などは自分で選択できるものではないですが、進学や就職などは自分が決めたことが多いでしょう。しかしこうした自分で決めたようにみえる選択も、実はいくつかの偶然が重なった結果なのかもしれません。またどんな選択にしても「運がよかった」となることもあれば、「不幸の転落」となることもあるでしょう。
「運がよかった」「不幸の転落」と決めているのはあくまでも自分自身です。ですから、もしママのなかで後悔を引きずっている人がいるのであれば、自分が幸せになる可能性を探してみるといいのではないでしょうか。一度人生が転落したと感じたことのあるママが乗り切ることができたなら、子どもが何かにつまずいても「どうにかなるよ」と力強く励ましてあげることもできるのでは? 人生がいつまでも順風満帆というわけにはいかないので、自分も子どもも乗り切る力を身につけられるとよさそうですね。
文・安藤永遠 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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