<義母、距離つめすぎてムリ>ひとり反省会。自分を過信しすぎた結果……「離婚かな」【第8話まんが】
前回からの続き。私(ヒトミ)は夫のテツヤと新婚夫婦です。夫の住んでいる地域では、長男が親と同居することが珍しくありません。さまざまな条件を出しつつ、私は夫と義両親と4人で同居生活をはじめることにしたのです。義母との関係も最初は良好で、このまま適度な距離感で暮らしていけるのかな……そう思っていました。しかし義母は「料理を教えてあげる!」「畑仕事を手伝って!」など、どんどん距離をつめてきます。そのことを私が夫に相談すると、夫は義母を叱ってくれますが、義母は私への不満を募らせていくばかり。そうしてとうとう……義母が私の仕事のデータを消してしまうという事件がおこったのです。私はもう同居は無理だと思って、義実家をあとにしたのでした。
何度かテツヤから電話がありましたが、勢いで出てきてしまった自分の気持ちをしっかりと説明できる自信がなかったので、電話で話すことはまだできませんでした。
義母の腕には青いアザができていました。ホテルで一人になってみると、時間が経てば経つほど冷静になっていきました。あのときカッとなって義母をつい強く突き飛ばしてしまった自分を反省しました。後悔は、義母にケガをさせてしまったことだけではありません。さかのぼればキリがないくらいでてくるのは「あれをしなければ」「ああしておけば」私は、どこでボタンをかけ違えてしまったのだろうということばかり。
結婚当初「同居」を安易に考え過ぎていた自分を悔やみました。もっと慎重に考えれば良かった。自分のことも温厚な性格だと思っていたのに、それも過信だったことに気づきました。
それに、いままで私のことを最優先にして守ってきてくれたテツヤにも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。たくさん庇ってもらってきたけれど、さすがに今回のことはテツヤを怒らせてしまったに違いありません。見限られても仕方がないよね。
ビジネスホテルに一人でいると、だんだん頭が冷静になってきました。義母のしたことは許されるものではなかったけれど、突き飛ばしたりして申し訳なかったな……と反省もしました。ただ反省をしたからといって、義実家に戻りたいとは思いません。日々のちょっとしたことの積み重ねが、これほどまでに「義母」という存在を無理にしてしまったのだな……と、改めて同居の難しさを感じました。
私の元へ息を切らして駆けつけてくれたテツヤ。やけになってお酒を飲んでいた私は若干ほろ酔い気味ではありますが、酔いの勢いを借りて言いたいことを言ってしまおうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙