我が家のセックスレス解消法!「短時間セックスをすること」
突然ですが、セックスレスの克服や解消法、セックスの内容でお悩みではありませんか? ママスタコミュニティも、セックスレスやセックスの内容についてのトピックがたくさん立てられているので、匿名だからこそ打ち明けられる悩みごとの一つなのではないかと思います。
我が家もご多分に漏れずセックスレスになることがあります。具体的な解消法はいろいろとありますが、1番優先しているセックスレス解消法は「とにかく短時間でもセックスすること」が今のところ最も有効な手段です。
セックスレスを克服するために「面倒」はなし!
セックスはもちろん、それ自体が楽しいということもありますし、夫婦のコミュニケーション手段としても有効です。しばらくセックスをしていないと、愛されていないのではないか、もう自分の体に飽きてしまったのかという疑問を抱くこともあります。ただ、セックスレスの理由は”面倒くさい”があげられることがあります。セックスはこんなに面倒なことがあるんですよね。
セックスレス解消を妨げる6つの面倒
- 1. まずは、お互いその気になっていることが望ましい
- 2. いざセックスするとなっても雰囲気の準備もある。
- 3. 子どもがいれば気を遣うし、親と同居していればなおのこと音が気になる。
- 4. 身体の臭いも気になるから事前にお風呂に入る。
- 5. しっかり気持ちよくなろうと思えば、十分な準備や、それなりの行為の時間も必要になる。
- 6. 終わったら終わったで、シャワーやティッシュなどいろいろな処理が必要。
相手の魅力云々関係なく、セックスをすること自体の面倒くささから、我が家ではセックスレスがなかなか克服できませんでした。
セックスレスの解消には短時間のアレが必要
セックスレスが克服できない中、解消のために「短くていいからサクっとセックスしよう!」と提案してみました。通常セックス全体に30分かけるとすれば、サクッとするときは10分ぐらいですかね。短時間にお風呂に入ることをカラスの行水と言いますが、それぐらい短期決戦です。
セックスレス克服のきっかけは“ならし運転”
セックスの満足度はやはりいろいろと準備したものに比べれば劣る部分もあります。ただ、そうして久々にセックスをしてみると、「おお、セックス、いいもんじゃないか」とお互い思い出すんですね。先述したような、相手が自分に飽きているという疑惑も払しょくできます。 短時間のセックスは“ならし運転”のようなもので、ここでセックスの良さを改めて感じると、お互い「次のセックスを比較的早めにやろう」と決断します。
短時間で軽めにセックスするのがいい所は、相手が断りにくいことです。いろいろな手間をかけると自分の体力と気力が気になりますが「軽めのセックスならいいかなー」と思えることが魅力的。「軽めにセックスする?」と誘うのは、誘い方としてもありだと考えています。
セックスレスを克服するために「お断りの連鎖」を防ぐ
ちょっと話は変わりますけど、なぜセックスレスになりましたか? 妊娠・出産をきっかけの方もいるでしょうが、そうでなくてもセックスレスにはなりますよね。 我が家はセックスレスのきっかけの1つに「お断りの連鎖」がありました。
こちらが「今日セックスしない?」と誘ったら相手が「今日はそんな気分じゃないな」と答える……。相手が「今日はどう?」と聞いてきたら自分が「今日はいいかな~」と答える……。
セックスレスの解消よりも、レスを未然に防ぐ方がお互い傷つかない
この“お断り”が何度か続いて連鎖になると、お互いに「誘って断られるのは傷つくし、自分から誘うのは止めようかな」と思い始めます。セックスレスが発生するのを未然に防ぐためには、このお断りの連鎖をどう回避するかもポイントになります。これについては、各家庭でそれぞれ知恵を出し合いましょう。セックスのスケジュールを決めたり、セックスの誘いを断るのは禁止にしたり、誘うこと自体のハードルを下げたり……。
セックスをよりよくしたければセックスの話をすることが大事
短時間の軽めのセックスに抵抗がある人もいることと思います。「今後、淡白なセックスばかりになってしまうのではないか」という危惧を抱く人もいるはず。 ただ、考えてみて欲しいのは、今ここで解決したい問題は何かということです。
セックスレスを解消するのが目的であって、満足できるセックスをする優先順位はその後です。セックスレスが解消されなければ、そもそも満足するセックスのしようがありません。 まずはセックスレスを解消した後で、セックスをどう満足できるものにするか考えることが大切なのではないしょうか。
セックスレス解消には「満足できるセックスの提案」も大切なこと
満足できるセックスをする方法もさまざまですが、お勧めは「どんなセックスをしたいか、どんな環境だとセックスが楽しくなるか」を夫婦で話し合うことです。 普段の生活でも、お互いに自分のニーズを頭の中に抱えて、どうしたいかを伝えなければ、相手は自分の考えていることが分かりません。
それはもちろんセックスでも同じことなので、どんなセックスをしたいかというのをカジュアルに話せる機会を設けるのが、お互いに満足できるセックスをするために有効だと考えています。
他人の家庭のセックス事情は、なかなか表だって知る機会がないですよね。 我が家ではこんな風にセックスレスを解消していると書きましたが、これを機会にセックスレスで悩むご家庭の助けになれたら幸いです。
文・斗比主閲子 編集・物江窓香 イラスト・カヲルーン