<同居でピリつく義姉と母>計画は1年前から!?義姉が去ったあと、母の関心すべて私【第4話まんが】
前回からの続き。私は30代のヒカリ。3歳の息子と夫と実家から車で40分ほどの場所に住んでいます。両親は2人暮らしです。兄(タカオ、40代)は実家の敷地内に家を建て、義姉(ミサキ、30代)、7歳の甥、3歳の姪と一緒に暮らしています。最近、私は母から義姉との関係がうまくいかないと相談されました。義姉は同居とわかって結婚したうえ、母に子育ての手伝いをさせているのに、「子育てに干渉しすぎ」などと言っているそうで私は納得いきません。見かねた私が義姉に連絡をとると、母へのグチのオンパレード。だったら最初から同居なんてしなきゃいいのにと思ってしまいます。
兄は独身の頃から登山が趣味。よく泊まりで登山に行っていましたが、今もまだ続けているようです。母がこんなに困っているのに、のんきな兄にも呆れてしまいます。おそらく夫婦のコミュニケーションもうまくいっていないのでしょう。
まったく状況が改善しないなか、母から連絡があり実家へ行くことになりました。母は泣きながら「タカオたち引っ越すって」と叫ぶように言いました。私は「ええ! 何があったの?」と展開の早さについていけません。
実家には兄もミサキさんも来ていました。
兄はこれ以上関わりたくないといった様子で「いろいろ面倒でさ」と、言うだけです。私は「ええ!? お兄ちゃん、どこへ引っ越すのよ」と、聞きます。兄はあっけらかんと「マンション借りた」とだけ答えます。ミサキさんは余計なことは一切言わず沈黙を貫いています。
私は「ちょっと待ってよ。話が急すぎるよ。じゃああの家(兄の家)はどうするの?」と聞きます。すると母がすかさず「クリーニングを依頼したから、ヒカリたち、すぐ住めるわよ」と言ってきたのです。
母は一方的に今後について決めてきました。その頑なな態度に、「ミサキさんがイヤになったのは母のこういう振る舞いなのかも……」と、少しだけ思ってしまいました。自分が正しいと信じて疑わず、やんわりとした言葉とは裏腹に、確実に自分の意見を押し付けてきます。一見優しそうでいて、「こんなにやっているのに」などと、愛情や心配を盾にしてこちらをコントロールしようとするのを感じたのです。もちろん母は無意識だと思います。
その後、兄夫婦は予定通り引っ越しをすませました。どうやら1年ほど前から引っ越すことを計画していたそうです。自分の趣味を謳歌したい自由奔放な兄からしたら、事態の解決より面倒から避ける意味でも引っ越しを選んだのでしょう。
兄家族が引っ越してからというもの、母の関心がすべてわが家へと向いていて、母を鬱陶しいと思う機会が増えています。今になって義姉の気持ちがわかるようになり、義姉を責めたことを反省しました。母に関わってほしいことと関わってほしくないことをハッキリと伝えて、今後の過ごし方を模索しようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ちょもす 編集・横内みか