<不倫!離婚!からの……復縁?>奪い返すのは仕返しにならない!元夫へ最高の復讐は?【後編まんが】
前回からの続き。私はユキ。2年前に離婚をして、今はシングルマザーとしてひとり娘のリンを育てています。離婚の原因は元夫・タクマの不倫でした。私は離婚して、タクマは不倫相手と結婚してひと段落……と思いきや、最近になってタクマから突然「やり直したい」と連絡が入りました。不倫のことはまだ許せませんが、楽しかった頃の懐かしさもあいまって、「リンのためにも」とヨリを戻すことを考えはじめます。しかし離婚経験のある母に相談をしたところ、猛反対を受けました。私は一体どうしたらいいのでしょうか。母に言われて復縁したい理由について自問答してみると、私はある結論に達したのでした。
母は「そんな根性無しのお荷物をまた引き取ってやるなんて、復讐になるわけないでしょ。そんな不良品、「返品不可です!」と突っ返してやるくらいの気持ちの余裕見せてやりなさいよ!」と、きっぱり言いました。
続けて母は「タクマくんや不倫相手へのいちばんの復讐はね、ユキとリンちゃんが幸せになることよ。決してタクマくんと復縁することじゃないの」と言ってくれました。
私は目が覚めた思いでした。
私は「……ごめん、お母さん。私すごく恥ずかしいこと言ったね」と反省を込めて伝えました。母は「わかってくれたらいいの! よかったわ」と安堵しています。続けて「それにしても……このままだとまた復縁要請がきそうよね。ちょっとユキからもアクションを起こしましょうか」と言いました。その後、母はある提案を私に持ちかけました。
母は「もう復縁要請なんてしようと思わせないように」とある作戦を持ちかけました。ニヤリと笑みを浮かべながら戸惑う私に「やってごらんなさいな」と、言いました。
母からのアドバイスに従って、私はタクマからのLINEを現在の妻である今の奥さんに見せました。タクマの慌てぶりからすると、LINEを送ったあとのタクマたちの関係は、穏やかではいられなかったのでしょう。タクマからは声を荒げて怒られましたが、私には関係のないことです。真実をありのままに話したまでで、責められるようなことは何もしていないのですから。声を荒げて保身に走るタクマの声を聞き、少しだけ盛り上がっていた気持ちも完全に冷めてしまいました。自分で決める前に母に相談して本当によかったです。これからはリンとの幸せだけを考えて生きていこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・Ponko 編集・横内みか