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<アレルギー、聞いてない!>「オレのせいでママが……」涙にズキン!過剰な反応を反省【後編まんが】

前回の続き。私はサキ(35)。夫と、小学1年生の息子のソウタと3人で暮らしています。
今日はソウタのお誕生日会を開きました。幼稚園の頃から仲がいいリツくん、それに同じクラスの友達のレイトくんを招きました。リツくんのママ、ハルカさんも来てくれて、楽しい時間を過ごしていました。親として、わが子が友達に囲まれて、幸せそうにしている姿を見るのはとても嬉しいことでした。お誕生日ケーキを食べながらレイトくんが、「昔、卵アレルギーだった」と言うまでは……。
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ハルカさんに「サキさん、ちょっと落ち着いて。確かに、心配しすぎだよ。通話の内容が聞こえていたけれど、チカさんは、サキさんみたいな反応が嫌で言わなかったんでしょう。今は大丈夫だって言ってたし」と、言われハッとしました。すぐに私は冷静になろうとしました。レイトくんが卵アレルギーだったと聞いて、ひどく驚いたのは確かです。でも、チカさんはレイトくんのアレルギーのことを伝えてくれていました。情報が不十分だったのは、私がこういう反応をするのを想像していたからかもしれません。

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私ははっとしました。アレルギーと聞いて慌ててしまい、レイトくんからケーキを取り上げたままだったのです。せっかくのお誕生日会だったのに。私は申し訳なくなり、レイトくんに駆け寄りました。
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私も泣きたくなりました。ハルカさんがレイトくんを慰めています。レイトくんは涙を流しながら。「ママ、おれがアレルギーだからって、頑張ってたもん、食べられるもの用意したり、病院に行ったり。やっとみんなと同じものが食べられるようになって、喜んでた。なのにまた、おれのせいで……」と話しました。
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急に切れた通話。私はてっきり、チカさんが面倒くさいと思って切ってしまったのだと思ったのです。それに、会話はばっちり子どもたちに聞こえていました。私は急いでチカさんに電話しました。

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私は反省しました。アレルギーについて詳しくないばかりに過剰に心配してしまい、息子の友達やママ友を傷つけました。息子のソウタも、お誕生日会の雰囲気を急に壊されてさぞ不安だったでしょう。
誰にだって、相手を心配させないためにあえて言っていないことの1つや2つ、ありますよね。私にだってあります。もし、相手が少しでも心を開いてくれたのなら、私はその人の気持ちに寄り添っていきたい。そう思いました。
一方で、知識が足りないことはお互いにあります。特に体に関することは、「大丈夫なんだろうか」と不安に思うでしょう。そういうときは、冷静に「相手に聞く」ことを心がけたいと思います。お互い相手のことを理解しようとすれば、今回のように途中行き違いがあったとしても、最後には「ごめんね」と伝えあえるはずです。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・もえこ 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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