<「金目当て!」義母から非難>義姉の気持ちを尊重すると……義母から衝撃のひと言!【第4話まんが】
前回からの続き。私(スズカ)は夫のレイジと結婚して、義実家から車で30分ほどの場所に住んでいます。義両親は私や、孫である息子のゲンキ、娘のユウナのことをとても大切にしてくれ、会うたびに玩具や洋服、食材などをくれるのです。私は優しい義両親に恩返しをするため、頼みに応えて畑仕事や大掃除、町内会の用事、スマホやPC関係までなんでも手伝ってきました。そんなある日、義兄カズマさんが結婚とともに義実家で同居をすることが決まります。ミヤビさんが第一子のカナちゃんを出産してからも、私は義両親に呼び出されていました。しかしそんな私の存在をミヤビさんはあまりよく思っていなかったのです。
帰宅してから、義実家で作ったコロッケを家族で食べていました。すると小学生のゲンキが「コロッケかー」と残念そうにつぶやきます。「ゲンキ! この前も言ったけれど、もらえるのは当たり前のことじゃないの。そんなに言うなら早く働いてお金を稼いで、おじいちゃんたちに恩返ししなさい!」
「いつもありがとな」夫に言われ、私はこう返します。「うん……。でも、実はそろそろ遠慮しようと思っているの……。私がいつまでも出しゃばって顔を出していると、結局ご両親はミヤビさんよりも慣れている私にいろいろ頼んでくるし……」
渋る夫の様子を見た私は、きっと言わないだろうな……と思いました。しかし私はあのときのミヤビさんの曇った顔が忘れられませんでした。「……スズカさんが良く頑張ってくれているから……肩身が狭いな……なんちゃって。これからは私も頑張るようにするね! こんなに頻繁に呼び出されたら大変だもんね」ミヤビさんの寂しそうな言葉が脳裏に浮かびます。
その後もお義母さんからは、以前と変わらずお手伝いを要請する連絡が入ります。しかし私は「パートが入っていて」「忙しくて」「風邪気味なので……」と、すべて断るようにしました。
義母とミヤビさんの関係を考えているからこそ、私は義実家に行くのを控えているのです。夫にもフォローしてもらおうと思っていたのに、なかなか事の重大性が伝わりませんでした。そうこうしているうちに以前と同じように義母から手伝いの要請が入ります。いつもだったらすぐに予定を確認して向かいますが、今回はすべてお断りをすることにしました。急に手のひらを返したように感じられるかもしれません。それでも同居をしているミヤビさんの気持ちを考えたら多少の荒療治は仕方ないと思ったのです。しかし義母から言われた言葉は「お金目当てだったのね」という衝撃的なものだったのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子