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<義母、介護はヨメも!>義父にビシ「介護に仕事は関係ナイ」話し合いで解決できる?【第4話まんが】

前回からの続き。私はミサキ。夫のトモヤと息子のアツト(小学1年生)との3人家族です。義実家はそれほど遠くない場所にあるので、何かイベントごとがあるたび義実家にみんなで集まるという習慣がありました。結婚以来、正直義実家へ集まることが面倒くさいと思うときもありましたが、夫の家族と仲良くしたいと考えていた私は、できる範囲内でお付き合いをしてきたつもりです。イベントのたびに手伝いを頼まれることもありますが、頻度はそれほど多くないし、適度な距離感で付き合ってきました。しかし、あるとき義母からメッセージがきて、義祖母の介護メンバーに私も入れられてしまったのです! 当然、断りの連絡を入れてグループは抜けさせてもらいましたが、よくよく考えると義母自身も「義母」の介護をしているのです。夫にはそのことをしっかりと話し、義母の負担を含めて家族で話し合うように促したのでした。
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あとでトモヤから聞いた話によると、最初はトモヤの言っている意味が義父はなかなか理解できなかったようです。おそらく昔からの世の中の風潮のようなもので「夫の親を妻が世話して当たり前」といった思い込みもあったのかもしれません。以前はそれでよかったかもしれないけれど、時代は確実に変わっています。それは私たち子ども世代から親に伝えていかないといけないのかもしれません。
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お互いの考えや意見を話し合ううちに、義実家のメンバーも考えを変えたようです。誰か1人が負担を背負う結果にならなくて本当によかったです。

義祖母の施設行きが決まってから、義実家に行く機会があったとき―――。
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「あなたたちを巻き込むなんて失礼なことをしてしまって、本当にごめんなさい」義母はそう言って、頭を下げて謝ってくれました。
私はグループを抜けてしまったので知りませんでしたが、私がグループを抜けたあとにメイさん(義弟嫁)も抜けていたそうです。義弟ユウヤさんも、メイさんからたっぷりとお説教を受けたと、後に夫が話してくれました。

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私の言葉が想像以上に夫に伝わっていて良かったです。夫からの説得により、義父も義祖母の介護に乗り出してくれ、義母の負担が大幅に減ったそうです。あのとき私が介護のサポートをしたくないばかりにグループを抜けるだけで終わっていたら、あとになって私自身も後悔していたかもしれません。介護は誰かひとりだけに負担がいっていいものではなく、「家族だから」というのなら、その言葉どおり家族全員が当事者意識を持ちつつ、自分のできることを考えていかなければならないのだと思います。義母からの謝罪の言葉をありがたく受け入れ、私も嫁という立場でできる範囲で義実家と付き合っていけたらと思います。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・塚田萌

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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