<義母、介護はヨメも!>夫はナゼ他人事!?私、LINEグループ抜けてもいいよね?【第2話まんが】
前回からの続き。私はミサキ。夫のトモヤと息子のアツト(小学1年生)との3人家族です。義実家はそれほど遠くない場所にあるので、何かイベントごとがあるたび義実家にみんなで集まるという習慣がありました。結婚以来、正直義実家へ集まることが面倒くさいと思うときもありましたが、夫の家族と仲良くしたいと考えていた私は、できる範囲内でお付き合いをしてきたつもりです。イベントのたびに手伝いを頼まれることもありますが、頻度はそれほど多くないし、適度な距離感で付き合ってきました。しかし、あるとき義母からメッセージがきて、義祖母の介護メンバーに私も入れられてしまったのです!
義母が作った介護グループのメンバーは、義母、義父、夫のトモヤ、私、義弟のユウヤさんとその奥さんであるメイさんでした。勝手にグループを作って、勝手に仕事のシフト表を送れなんて、義母ってほんとうに強引……。っていうか、シフト表なんていうけれどトモヤはシフト制じゃないってば。義弟夫婦がどんな反応をしてくるかも気になりますが、それより何より、私は義母の強引な誘いから早く抜け出したくてたまりません。
正直、義実家の介護の手伝いメンバーに入れられる筋合いはないと思っています。
このまましれっとグループを抜ける? でも、これからの付き合いのこともあるし、一言は添えておきたいよね。いろんな感情や考えが頭を駆け巡ります。
トモヤも「なんだろうね」って、なんであんなに他人事なのでしょう? 私はトモヤの態度にも疑問を感じます。義祖母の介護は夫の実家の問題です。私が巻き込まれていることに対して、何か一言あってもよいのではないでしょうか。
誰かとこのモヤモヤをわかり合いたい……。同じ「嫁」という立場同士であるメイさんに連絡をしてみようとも思いましたが「……自分のことだし、自分で決めよう」そう決心しました。
着信が来るのも当然でしょう。私が介護要員グループに入れられたのは決して「何かの間違い」ではないのですから。
義母から突然作られたLINEグループは、たしかに納得できるものではありませんでした。相談もせずに勝手にグループを作って介護のサポートをしてなんて、やはり強引だと思うのです。けれど、よくよく考えてみると義母自身だって「夫の母である義母」の介護をしようと考えているわけで、そうなると私と立場は変わらないことになる……。嫁が義親の介護をすることは当たり前なの? と疑問に思う気持ちと、当たり前だと受け入れて介護をしていこうと考えている義母の姿勢と……。いろいろ考えているうちに、なんだか切なくなってきてしまうのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・塚田萌