<毎日くる……義母!>義母の襲来に気が狂う!実母が夫を呼び出し……「娘を守って」【第3話まんが】
前回からの続き。私はミカ(20代半ば)、夫であるタカフミ(30代前半)との間に、子どもを授かりました。穏やかでとても幸せな……ですが、少しだけ懸念があって。それは義母の存在。義母はかなり厳しい人で「嫁は○○でなければならない」という考えを頑固に持ち続けています。今まではたまに会うくらいだったので、嫌味を言われても耐えられました。しかし妊娠を機に、嫌味や過剰な押しつけがパワーアップ。息子のユウタを出産し、実家に里帰りしたことをきっかけに、義母とは毎日顔を合わせることになったのです。
「あまりタカフミをひとりにするのもよくないから、そろそろ里帰りを切り上げてもいいんじゃない? 産後は私が家のことを仕切りますからね」と平然と言い放つ義母に私は絶句。同居でもないのに、仕切るって何? 毎日家に来るってこと? こんな生活が今後もずっと続くっていうこと?
母が仕事を終えて帰ってきました。「お母さん……私もう疲れたよ……」母の顔を見るなり緊張の糸が切れた私は、涙があふれてきました。私は、義母から、里帰りを切り上げろと言われたことや里帰りが終わってからも自宅に毎日訪問してくると言われたことを母に話しました。
私は取り乱していました。自分の可愛い赤ちゃんである、ユウタのことでさえも可愛いと思えなくなるほどだったのですから。いま思えば、あのときはもうすでに精神状態が狂っていたのでしょう。
母は「本当にこれ以上、義母が実家にくるのをやめさせてほしい」と、あらためてタカフミさんに話してくれることになりました。私の精神状態も限界のところまできていたので、タカフミさんにも事の重大さを知ってもらったほうがいいとも思ったのです。
母はできるだけ、義母の悪口にならないように、慎重に……話の方向性と言葉を選びます。
「人間に触られた赤ちゃんを、人間の匂いがついたと思って育児放棄をする動物もいるじゃない。ミカがそうなったらどうするの? 産後はただでさえ心が落ち着かないものなのに。今日のミカは、まさにそうなりそうで怖かったわ」
母は私の精神状態まで、ズバリ当ててきました。やはり母親だから、私のことをよくわかってくれていると思いました。
もう、義母が来ることが嫌。本当は勝手に家に来て、家に上がること自体が非常識なことですが、母はタカフミさんに説得する際はその点には触れないでくれました。あまり義母の悪口のようになってしまうと、夫婦なのにタカフミさんが私の味方ではなくなりますから。話し合いの後、タカフミさんは義母と話すため、直接義実家へ行きました。息子から何度も注意されたら、きっと義母も受け入れてくれますよね。うまくいくよう願っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・crono 編集・石井弥沙