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年末ジャンボ宝くじが10億円当選しても「配偶者に教えない」人が7割。山分けしたい相手は「母親」?

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大晦日の抽せんまで、あとわずか。発売はすでに終わっていますが、2018年の「年末ジャンボ宝くじ」の購入はお済みですか?
先日発表された調査によれば、もし10億円が当選したら「結婚相手と分ける」という既婚者は約半数。当選したことさえ「教えない」という人も少なくなかったとか。さてあなたは当選したらダンナさんに教えますか? それとも胸にしまっておく?

誰もが夢見る「もし当選したら……」。使い道のトップは「旅行」!

株式会社「ネオマーケティング」が行った、全国の20歳以上の男女500人を対象にしたインターネットリサーチです。
テーマは年末の一大イベントとしても定着している「年末ジャンボ宝くじ」、1等・前後賞合わせて10億円というビッグドリームについてです!

まずは宝くじを購入する人がかならずといっていいほど夢みる「もし10億円が当たったら」、その使い道について聞いています(ここでは「貯金」「ローンの返済」「投資」は省いています)。

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第1位は、やはり「旅行(32.4%)」。思い切って世界一周!など、妄想がふくらみますね。第2位は「住宅を建てる/購入する/リフォームする(26.4%)」、第3位は「不動産の購入(10.8%)」と、やはり”大金”とくれば思い浮かぶ大きな買い物が続きます。
男女別でみた場合、男性で第3位にランクインしたのは「自動車やバイクの購入」だったそう。全体で12位だった「寄付(1.6%)」は、女性では第8位にランクイン。男性ではベスト10圏外でした。

男性が妻に当選を教える理由は、「隠していてもバレるから」?

次に聞いているのは「もし10億円が当選したら、誰に教えるか?」というもの。きっとSNSで大公開したくなってしまうほどの嬉しさかと思いますが、実際そんなことをしている人はめったにいないでしょうね。

mainトップはやはり「誰にも教えない(35.8%)」。およそ3人にひとりは、自分だけの胸にしまっておくつもりという結果になりました。たしかに誰にも教えなければ10億円まるごと、自分の思うままに使えます!
とはいえ「母(31.8%)」や「結婚相手(29.2%)」という人も少なくありません。次点は「父(23.0%)」。ある意味自分が”心から信頼している相手”というのが、はっきりわかる結果といえそうですね。

「誰にも教えない」を選んだ人には、こんな理由があるようです。

「お金にむらがってくる人が増え、人のイヤなところが見えそう」(女性・40代)

「計画的に使いたいから」(男性・20代)

「母親に教えたい」人には、こんな理由が。

「母親にはずっと苦労をかけたので、安心して幸せな余生を送ってほしいから」(女性・40代)

「学費にかかった借金返済」(女性・30代)

ほかの人は信用できなくても「母だけは信用できる」という声がたくさんありました。はたして将来我が子にも同じように思ってもらえるようになるのか? そこも若干気になるところですね。

「結婚相手に」を選んだ人は、その相手が夫なのか妻なのかで違いがあるようです。
「妻に教えたい」という男性の意見は

「隠しても、すぐにわかるから」(60代以上)

「隠しとおせないから」(30代)

隠しておくこと自体が無理と、ハナからあきらめているようですね(笑)。ほかに「苦しいときにいてくれたから(40代)」「いろいろ心配をかけている(60代以上)」などの素敵な回答もありました。

一方で「夫に教えたい」という、女性の意見です。

「この人にだけは教えないと、家を建て直せない」(50代)

「自分が先に死んだり寝たきりになったりした場合など、いずれなんらかの形で知られると思うから。隠していたことで信頼を失いたくないし、あとでバレると面倒くさい。夫婦関係に亀裂が入りそう」(30代)

やっはり女性のほうが現実的ですよね。もちろん「人生をともに過ごしていく、最愛の人だから(30代)」という、うらやましくなるような意見もありました。

「10億円はダンナと山分けする」人が半数。残り半数は?

さて「教える」よりもさらにハードルが高そうなのが、次の質問です。「10億円が当選したら、誰と分けたいですか?」(複数回答)。「誰にも教えない」人が多かったこともあり、「誰とも分けない」ひとりじめ派が多いのかと思いきや、結果はこの表のとおりに。
sub140.0%で第1位となったのは、やはり「母」! とくに20代では67.0%と、かなりの高確率になっています。「結婚相手(31.8%)」を抑え第2位になったのは「子ども(33.4%)」、僅差で「父(29.4%)」が続きます。40代を筆頭に、「義父(6.8%)」「義母(7.6%)」もいますね。
既婚者だけをみるとやはり「結婚相手」がトップとなり、約半数います。が、裏を返せばその残り半分は配偶者とも分け合わないということ。この結果、意外ですか? それとも納得ですか?

それぞれの声を拾ってみましょう。
まずは「母親に分けたい」人の理由です。

「好きなことをしてもらいたい。家族のためにいろいろガマンしているので」(女性・30代)

「今までたくさんの苦労をして、大切に育ててきてくれたから。これからは幸せな思いしかしてほしくないからです」(女性・20代)

こちらは「父親に分けたい」人の意見です。

「一家の大黒柱だから」(女性・20代)

「家のローンなどは父親名義になっているから」(男性・20代)

母親へはこれまでにかけた苦労に対する、感謝をつづった声が多くありました。一方で父親に対しては、家族の中心的な存在という理由をあげる声が目につきました。

また「結婚相手」を選んだ人は、男女ともに「大切なパートナーだから」という声が多数。
さらに「子ども」を選んだ人の意見をみてみると

「将来に向けての貯金。多すぎると本人のためによくないので、ほどほどの額で」(男性・60代以上)

「子どもたちの将来のためこれからたくさん学んでほしい、たくさん経験してほしい、たくさんチャレンジしてほしい。そのためにはお金がいると思う」(女性・30代)

やはり将来を見越した声が多くありました。ここまでじっくり考えはじめると、まるで自分が本当に10億円当選したかのように大きな気分になってきますね! すでに宝くじを購入済みのママは「さて当たったら誰にいくらあげよう?」などと、しばしの夢をみるのも悪くなさそうです。

【調査概要】
機関:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」
方法:WEBアンケート方式
対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上の男女。2018年の年末ジャンボ宝くじを購入した、または購入予定の人
サンプル数:500サンプル(性別×各年代50S)
期間:2018年12月7日(金)~10日(月)

文・鈴木麻子 編集・しのむ

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