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おかもとまり:第2回 いきなり6歳の子どもができた人生をすごくラッキーだと思っています

ものまねタレントとして活躍し、現在は9歳と2歳の男の子二人のママとして、株式会社minto.の社長としても多忙な日々を送る、おかもとまりさん。ご主人は作曲家のnaoさんです。naoさんの連れ子である9歳の長男と、2015年に生まれた次男との4人家族として生活しています。

インタビュー第2回目は、お子さんのいるnaoさんとの結婚を決意するまでのお話を伺いました。当時6歳の息子さんとの絆を深めるために、おかもとさんが作ったノートとは?

■naoさんにお子さんがいると知って、お付き合いすることに悩んだりしましたか?

彼に子どもがいるからと悩んだことはなかったです。10代の頃の私だったら驚いたかもしれないですね。彼と付き合うことになったとき、彼に子どもがいることをすんなり受け入れることができた自分に驚いたくらいです。

それよりも、「私と結婚することで、彼も子どもも幸せになるからよかった!」という気持ちになったくらい(笑)。

おかもとまり

■いきなり6歳の男の子のママになるということについて、不安を感じることもなかったですか?

不安はなかったんですが、当時私は24歳で、周りに子どもがいる友達がいなくて、6歳の男の子とはどういう子どもなのかがわからないという気持ちはありました。

その年頃の子どもたちの間で何が流行っているのかもわからないし、食事の量もわからないし。そういう部分では少し大変なこともありましたね。

■息子さんと初めて会ってからは、どのくらいの頻度で会われていたんですか?

一緒に住むまではロケや撮影が多かったので週に一回くらいしか会えていなかったですね。土日で仲良くなっても平日には会えないので、次の週末に会ったときにはまた慣れるまでに時間がかかる、というのを何か月も繰り返しました。すごく人見知りの子なんです。

当時は気づかなかったけど、今思い返すと、その時期はけっこう頑張っていたなと思います。きっと長男もすごく頑張ってくれていたので、お互い頑張っていた時期だったと思います。

■おかもとさんと息子さんが仲良くなるために、旦那さんがサポートしてくれたことを教えてください。

旦那さんは、土日にみんなで遠出をするという時間を作ってくれました。家で過ごすよりも、遠出の方が家族共通の思い出ができるんですよね。そういう時間をたくさん作ってくれたのが、すごく嬉しかったです。

■最初に出かけた思い出の場所はどこですか?

初めて会ったのが、長男の6歳の誕生日だったんです。その日に、しながわ水族館と東京ディズニーランドに行きました。

最初は人見知りがすごかったんですが、慣れてきた頃に「どこに行きたい?」と長男に聞いたら「水族館」と言ったので、しながわ水族館に行くことにしたんです。魚を見るのに抱っこしてあげたり、ショーを見るときにも抱っこしたり、意識して触れ合うようにしたら、まただんだんと慣れてくれました。その後、「次はどこにいこうか? ディズニーランドは?」と彼に聞くと「行きたい!」と言うので、勢いでその日のうちに品川からディズニーランドにも行ったんです。

■お子さんと過ごす時間を、どのように感じましたか?

6歳って、すごく幼い子どもだと思っていたんですけど、しっかりしているんだなと思ったことがあったんです。

その日はちょっと肌寒さを感じたので、私の上着を長男に貸したんです。それを見た旦那さんが、私に自分の上着を貸そうとしてくれて、そしたら長男が「僕、寒くない」って上着を返してきたんですよ。私とパパが寒い思いをするから、自分は大丈夫という我慢を見せたんです。

あと二人乗りの乗り物に乗るときに「どっちと乗る?」と聞くと、必ず「まりちゃん」て言ってくれます。三人で行ってると、必ず一人余っちゃうから気を遣ってくれたんです。

6歳でも十分大人だし、気を遣わせないようにしなくちゃと思いました。

■息子さんとの絆を深めるために、おかもとさんが意識したことを教えてください。

おかもとまり
当時は、長男との日々を日記のようにノートにメモしていました。何をしたら喜んでくれたとか、どんなときに不機嫌になるとか、食事を作ったときに何を食べた、残したということを全部書いておいたんです。

次の週に会うとまた人見知りに戻って、慣れるところからスタートすることに悩むこともありました。でも前の週のメモを見たら、「先週に比べたら、今日は慣れるまでの時間が早い」とか、「関係が一歩前進している」と感じることができたので、どんどん仲良くなれるという勇気になりました。

このメモで長男について把握できたこともたくさんあったので、書いていて良かったと思いましたね。

■そのメモはいつまで続きましたか?

一年半くらい書いていました。長男と出会ってからのことがたくさん詰まっているので、私にとっては宝物です。長男が反抗期になったら見せようと思っています。「こんなに好きなんだよ」って(笑)。

「いきなり子どもができたことに不安はなかった?」と聞かれるんですが、私の人生的にはすごくラッキーだったと思っています。

今、次男が2歳なんですけど、旦那さんに「長男の2歳のときはどんな風だったの?」と聞いています。長男の6歳までを知らないので、次男の成長を見ながら旦那さんに長男のそのときを聞いて、知らない部分を埋めていこうと思っています。


人見知りのあったというお子さんとも意識的にふれあい、育児日記のように出来事を書き留めることで、仲を深めていったのですね。
次回はnaoさんとお子さんが初めておかもとさんの実家にあいさつしたときのお話です。お楽しみに。

(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)