蛯原英里:第8回 ここまで理解して、支えてくれる人は他にいない
学生の頃からお付き合いされていた方とご結婚され、結婚10年目でお子さんを授かったという蛯原英里さん。ご主人との馴れ初めや、今後の活動についてお聞きしました。
ご主人との馴れそめを教えて頂けますか?
看護学校に通っているときに、他の看護学校と合同の運動大会がありました。私は中学のときにバスケをやっていたので、バスケの対抗試合に出ることになっていたんです。その試合のためにみんなで体育館で練習していたんですけど、そこにいたのが今の主人です。
彼は小学校の頃からバスケをやっていて、社会人バスケで体育館に来ていました。私のチームはバスケができる子が全然いなくて、教えてくれる人がいませんでした。その中の1人が彼に声をかけてくれて、私たちのチームを教えてくれることになったんです。それから試合まで2ヶ月間ぐらいコーチをしてくれていました。
どのようにお付き合いに進んだのですか?
試合が終わって打ち上げみたいな飲み会があって、連絡先を交換して遊ぶようになり、付き合うことになりました。5年付き合って結婚して、結婚10年目で子どもを授かりました。結婚して10年は長いように思えますけど、自分にとっては自分のやりたいことを必死にやってきたので、あっという間でしたね。
妊娠おめでとうございます!マタニティライフはどのように過ごされる予定ですか?
特に何かを変える予定はないんですけど、食生活は野菜を多く摂るようにして、バランスの良い食事にしたいと思っています。あとマタニティヨガをやりたいと思っていたので、4月から学校に通うのが楽しみです。赤ちゃんがいる状態で習うことができるんですよ。妊娠中はどこが辛くて、どこが痛いのかを体感することができると思っています。出産して少し経ったらそういう経験を生かして、マタニティヨガのインストラクターもできたらいいなと思っています。
ご主人が今まで支えてくれたできごとなどはありますか?
もう全てですね! 看護師として働く中、結婚した後、上京したいって言ったときも一緒に来てくれました。もちろんお互い仕事のあてもないままやってきて、彼は知り合いの美容師さんのところでプレスの仕事を始めてくれました。
彼は長男なので、実家も守らなきゃいけないとかいろいろあったと思うんですけど、いつも私の好きなことをやらせてくれています。常に支えてくれていて、ここまで理解してくれる人は他にいないんじゃないかなと思っています。
私は彼ほどのことをしてあげられるかは分からないけど、前向きというところでは一緒に良い方向に持っていけると思うんですよね。
私がやりたいことに進んでいるときにうじうじしていたら彼も参っちゃうと思うし、”毎日笑顔で家庭を明るく楽しくもっていけること”が、私が彼にしてあげられることだと思っています!
今後の目標があれば教えていただけますか?
47都道府県のうち24か所、ベビーマッサージのレッスンにまわることができたので、今後はまだ行っていない県にも行って、全国の赤ちゃんとママをハッピーにしたいなって思っています。ベビーマッサージは、からだだけに良いんじゃなくて、親子の心の部分も育てることを伝えていきたいと思っています。
歯磨きを毎日するのと一緒で、普通の生活で一連の流れとしてできるものになっていってほしいと思うし、今後は産婦人科とも連携して伝えていけたら良いなと思っているんです。
私は病院で働いていた経験があるからこそ気づいたこともあるし、それをお母さんに伝えていって、今後はベビーマッサージと病院を結び付けて、かけ橋になれたら良いなと思っています。
今年に入って産婦人科と協力して、ベビーマッサージの体験レッスンをするというイベントをすることができたので、今後はもっと増やしていきたいです。それから4月から通うマタニティヨガも勉強して、今度は自分がみなさんに伝えていけたらなと思っています。
最後に、ママスタを見ているみなさんにメッセージをください。
私がお伝えしてきたベビーマッサージは、赤ちゃんの時期だけでなく、幼稚園や中学校に上がっても続けられる親子のコミュニケーションです。子どもだけでなく、もちろん大人がやるのも問題ありません。仕事でお疲れの旦那さんにマッサージしてあげることもすごく良いことだと思いますので、ぜひやってみて、家族で幸せな時間を過ごしていただければと思います。
ありがとうございました! 今までに語られたことのないご主人との馴れ初めから、ベビーマッサージに対する熱い思いなど、たくさんのことをお話していただきました。無事に元気なお子さんを出産され、ママとして活躍されるのが楽しみですね。
取材、文・上原かほり 撮影・chiai
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