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雨季の必需品の傘、こんな使い方をしている子はいませんか?【朝ごふんコラム】

傘①

本格的な梅雨を前に傘の登場回数が増えますね。傘は雨の日にはなくてはならないものですが、一方で脳挫傷など重症な事故も起きています。子ども同士ふざけながら歩くことの多い小学生の子を持つママは、気が気じゃないのでは? 今回は、傘の事故例とともに事故の回避法についてお伝えします。小児科医で「子どもを事故から守るプロジェクト」代表の出口貴美子先生にお話をお伺いしました。

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子どもが傘を振り回していたら、柄の部分を残して本体が飛び、先端が別の子どもの左目を直撃し、脳挫傷と眼球損傷で意識不明の重体となった。

自動のジャンプ式の傘を開いた際に、傘の骨の部分で左手に重症を負った。

自動で開く折りたたみ傘が突然開いて、子どもが友人に怪我をさせた。

子どもと歩いている時、持っている傘の先が後ろを歩く子どもの目に当たりそうになっていた。

傘を〇〇のように扱って重症の怪我を負わせることに

子供の傘で思わぬ事態が生じてしまうことがあります。持っていた傘をおもちゃのようにふりまわし、たまたまそばにいた友達の目に、刺さってしまうことがあるのです。時に傘の先が目から脳に達し、脳挫傷を負わせてしまうこともあります。「まさか」と思うかもしれませんが、実際にこのようなことが起こっているのです。
これは傘のせいではなく、使い方の問題です。とくに子どもの場合、傘は戦いごっこなどの遊び道具にしてしまいます。ほんのちょっとの油断で、友だちやまわりの人に重大な怪我を負わせてしまうことになりかねません。また、逆に自分の子供がその事故の被害者になるかもしれません。子どもを被害者にも加害者にもさせないためにも、正しい傘の使い方を教えましょう。

ジャンプ傘の開閉時に潜む怪我

ボタンを押すとワンタッチで開くジャンプ式の傘を使っているお子さんがいるかもしれません。手に荷物などがあるときはボタンを押すだけで傘が開くのでとても便利ですが、開閉時に手を挟んだり、そばにいる人に当たったりすることがあります。傘の使い方に慣れていない小学生の子どもには、ジャンプ傘ではなく手動で開ける傘を、周りに配慮しながらゆっくり開くように伝えましょう。

視界が狭くなりがち。こんな時は〇〇を使用

傘②
傘をさして歩く時、どうしても視界が狭くなります。また、隣の子の傘が当たったり、しずくが垂れたりと、いつも以上に注意力が散漫になります。傘があるため視界が遮られて、視野が狭くなることもあります。
こんな時は透明のビニール傘を使うのも手です。透明なので、比較的視界が良好です。また、何本も傘を壊してしまう、失くしてしまうという子どもを持つママにとっては、必需品かもしれませんね。かくいう私も、時々傘をなくしてしまうので、しまった!っと思う子どもの気持ちはよくわかりますね(笑)。

傘は何歳から持たせたらいい?

よくお母さんたちから「傘は何歳から持たせたほうがいいですか?」というご質問があります。年齢や状況にも寄りますが、傘の使い方をしっかり学んで、上手に扱えるようになってからがいいかもしれません。実際は小学1年生でも難しい時がありますから。なので、未就学児にはレインコートなどを着せて、周りの大人がサポートしましょう。小学校にあがり、一人で通うようになってから持たせるくらいで十分だと思います。

これからの梅雨の季節には、傘を持たせることが心配になることもありますが、傘の正しい使い方を教えるいいチャンスです。親子で傘をさすときのキケンや安全対策について話し合ってみませんか。

「毎朝みんなでゴハンを食べながら、たった5分でも家族のコミュニケーションをとって欲しい」という想いからはじまった『朝ごふん』プロジェクト。
このコラムは、忙しい朝でも5分で話せる子どもの安心・安全情報について紹介しています。

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