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たった5分の間で起こる!? お風呂の安全について考えてみませんか?【朝ごふんコラム】

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小さな子どもがいる家庭では毎日のお風呂はとってもあわただしく、自分にかける時間は5分もないくらい。にもかかわらず、そのわずかな時間に事故が起きているのです。今回は、消費者庁に寄せられた具体例をもとに、対策を考えましょう。また、今回はお風呂関連で、子どもの陰部の正しい洗い方についてもお教えします。小児科医で「子どもを事故から守るプロジェクト」代表の出口貴美子先生にお話をお伺いしました。
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「親と入浴中、子どもは浴槽の中で遊んでいた。水深27㎝。親が髪を洗い、2分後に浴槽を見たら子どもが仰向けに横たわっていた。すぐ引き上げたが、目は閉じ、呼びかけに応じず、手足は脱力していた」(1歳)

「兄2人と入浴していた子どもが急に沈み、その後あお向けで浮いた。子ども3人だけでの入浴だったため、親を呼んで浴槽から引き上げたが顔面そうはくとなり救急要請」(3歳)

出典:消費者庁

お母さんが頭を洗っている間に?

お風呂での事故といえば、残り湯での溺水や滑りやすい床での転倒などを思い浮かべるかもしれませんが、実は親と一緒の入浴中にも事故が起きています。とくに多いのが、お母さんが頭を洗っている1、2分の間の事故。
通常、シャワーは壁に設置されているため、頭を洗うとき壁側を向いてしまいます。そうすると背面は見られません。そのわずかな間に足を滑らせ湯船の中で溺れたり、浴槽の外に立たせておいたのに湯船に浮かぶおもちゃを取ろうとして転落、ということが起きているのです。
こんな時は、壁側ではなく浴槽側を向くことで、子どもから目を離すことなく、洗うことができます。「水しぶきが湯船に飛ぶのが心配」「鏡がないと不便」などのことはあるかもしれませんが、子どもの安全を優先しましょう。
くれぐれも、赤ちゃんの首に取り付けて湯船に浮かべる浮き輪などを入浴中に使用することはやめましょう。命に関わる事故が起きています。

出典:消費者庁

「気をつける」よりも行動を変えれば事故は防げる

お風呂での事故予防には、次の3点を守れば大丈夫です。まず、子どもが2歳過ぎるまで残し湯をしない。浴槽の縁の高さが床面から50cm以下の場合は、 子どもがのぞき込むと転落します。その次は、浴室のドアに鍵を取り付けましょう。そして、昼間も常にかけておくこと。最後は、子供だけをお風呂場に残さない。お風呂場の外で携帯が鳴っていても出ないでください。子供から目を離さないとよく言われますが、それより、具体的な行動を変えることで防くことができるのです。

毎日のお風呂で子どものお尻と陰部をちゃんと洗ってあげていますか?

お風呂といえば、お母さんたちは子どものお尻や陰部を洗う時、ちょっと躊躇していませんか? ウンチや陰部の垢や皮脂の汚れを落とすためにもしっかり洗いましょう。
とくに男の子のお母さん、おちんちんはむいて洗ってあげてください。デリケートゾーンなので、最初は触ると嫌がるかもしれませんが、そのうちになれてくるから大丈夫。「どう洗っていいのかわからない」というお母さんもいると思うので、ここで正しい洗い方についてご紹介します。

知っているようで意外と知らない男の子のおちんちんの洗い方
①両手で親指と人差し指でおちんちんの付け根部分を持ち、ゆっくりと下におろす。手を離さずそのままキープ。

②先が見えてきたら、ゆっくりずらしていく。

③途中で白い垢が見えてくることも。その場合、無理に取らずお湯をかけたり、むく→戻すを繰り返して、取れるようになったら取ってあげる。

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少し大きくなってくると、お股を触る子(幼児の自慰行為)もでてきます。それは本能なので悪いことではありません。でも、戸惑うお母さんも多いのでは。そんなときは「ここは手で触ってばい菌が入っちゃうと痛くなっちゃうから、自分では触らないよ。お母さんとお風呂に入った時に、きれいにしてあげるからね」と優しく話しておくといいかもしれません。それより、ばい菌が入らないように、お子さんの爪を短く切っておくことの方が大切です。
小さいお子さんのいるお風呂は大変ですが、安全面に配慮することで、親子のスキンシップができる楽しいバスタイムになるといいですね。

「毎朝みんなでゴハンを食べながら、たった5分でも家族のコミュニケーションをとって欲しい」という想いからはじまった『朝ごふん』プロジェクト。
このコラムは、忙しい朝でも5分で話せる子どもの安心・安全情報について紹介しています。

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