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子どもとの食事にイライラ、怒鳴ってしまう私が思い出したこと

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ある日、当時5歳の息子と2歳の娘との夕食。娘が手で食べ物をいじっています。私はすかさず言います。

「手はやめて。フォーク使って」

娘の隣で、息子は野菜を全く食べません。

「もうおわりー」

「ちゃんと野菜も食べなさい。一口でもいいから食べて」

私がいろいろ言っているうちに、きょうだい2人がけんかを始めます。娘の叫び声。

「やめて! フォーク、ダメ!」

「使ってなかったじゃん。ぼくが先に使おうと思ったんだもん。貸してよ」

「イヤ!」

私のイライラ。そして、

「いい加減にしなさい!」

私のカミナリ。その後もずっと怒り続けるパターン。

「自分たちが今何やっているか考えなさい!」

「どうして、ママがお野菜も食べてほしいと思っているかわかっているの!?」

「今ママがどんなに悲しいかわかっている!?」

「ちゃんと食事ができないなら、もうママ食事作りたくない!!」

あれもこれも言わなくちゃいけないような気がして、なんだか止まらなくなります。

「わかったから、もうママ、やめて」

そう子どもに泣きながら言われても、まだちゃんと言わなくてはダメなのではと、いつも引き下がれなくなってしまっています。でも、その日はふと我に返りました。

思い出したのは、ママ友とのランチで見た光景

あるママ友の家に行ってランチした時ことを思い出したのです。彼女には3歳の男の子がいて、私と娘が遊びに来ていたその日、その子はお昼ごはんを途中でやめてしまい、食べ物で遊び始めていました。テーブルはぐちゃぐちゃ。

それを見て、彼女は子どもの名前をフルネームで呼びました。いつもと違う厳しめの声。いつもの笑顔は完全に消え去っていました。

ちょっと怖い、沈黙が一瞬。

子ども自身も悪いことをやってしまった、ということはもうわかったようで、はっとした表情。手が止まりました。

それから、そのママは静かに言いました。

「食べ物はおもちゃじゃないから、遊んではいけないって言ったよね。食べ物を大切にしないならもう、お食事はおしまい」

そのママ友はさっさと食事を下げていました。

ちょっと私も変わってみようと思いました

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その時の一瞬の沈黙は、私にはなかったものですごく印象的でした。

すぐに大きな声で怒り出すから、自分が止められなくなってしまうのかも。

食事をちゃんと食べないというのはお腹がいっぱいだからで、そんなに無理強いしなくていいのかも。

私はこのママ友のマネをしてみることにしました。

食事の時間。あいかわらずの大騒ぎ。つい、いつものように大きな声で怒りたくなってしまいました。

そんなときは、まず名前を呼んで一呼吸。

我慢していたぶんいらだちがつのってつい名前を大声で怒鳴って呼んでしまうこともあるのですが、その後の深呼吸1回で変われるような気がしています。

しっかりと目を見て話せば子どもたちもわかるようで、ちゃんと食べてくれるようになりました。

その姿を見て、大きな声で怒り続ける必要なかったんだ、と改めて気づきました。

楽しい食卓にしたい……そう思いながらもつい怒ってばかりいた、私のちょっとした変化でした。

せっかく家族のために用意したごはん、食事の時間も大切にしたいですね。