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Q: 子どもは「風の子」? A:7割以上の子どもが「寒がり」という調査結果に

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寒くなると、子どもの服装について悩むことが多くなります。昔から「子どもは風の子」と言うので、あまり厚着はさせない方がいいのか、寒いからたくさん重ね着させた方がいいのか……。筆者自身は、子どもは体温が高く暑がりで、汗っかきなイメージがありました。現実に、世の中のママもそう思っている様子。

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そんな常識が、ユニクロが実施した首都圏に住む小学校1~6年生のお子さんとそのお母さん300組を対象とした調査で大きく変わりました。お母さんの55.7%が「子どもが暑がり」だと思っている一方で子どもたちの74.3%は寒さを感じているという衝撃的な結果に! いつから子どもは「寒がり」になってしまったのでしょうか? 早稲田大学の前橋先生の分析をヒントに、その理由と改善策をまとめます。

■子どもが「寒がり」になってしまった2つの理由

就寝時間が遅くなったことによる体のリズムの崩れ

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まずは夜型生活の子どもが増えていることが原因のひとつ。調査の結果、22時以降に寝ている子どもは平日に21.3%、休日になると33.3%と、平日は5人に1人が、休日は3人に1人が夜型生活をしていることがわかりました。遅寝・遅起きで生活リズムが乱れてしまうと、通常なら0時ごろに分泌される成長ホルモンの時間帯がうしろへずれ込んでしまいます。午前中に低体温のままだと、寝ているのと同じ状態で、ぼーっとしたり不機嫌な状態になりがち。体温が高くなるのは夜になってからで、夜はなかなか眠くならずに悪循環に。

動きづらくなるほどの「重ね着」

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一方で、子どもが「寒い」と言ったとき、ママたちはどのような対策をすることが多いのでしょうか? もっとも多かったのは「衣類を重ね着させる」が62.0%、次に「暖房をつける」57.7%、「マフラーや手袋などを使う」57.3%と、ママたちは厚着させることで対策をする傾向のあることがうかがえます。厚着をさせるのは防寒対策として手っ取り早く思いがちなので、筆者も自分の子どもについつい多めに着せてしまいます。

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しかし厚着をすることで、子どもは動きづらくなり、活動を控えるようになります。結果、「外にでない」、「手を洗いたくない」と言った、「寒がりスパイラル」を引き起こしてしまう原因になってしまうのです。どうにかしてこの状況を改善しなければなりません。

■子どもの「寒がり」を防ぐカギは自律神経にあり

太陽の光を浴びさせてしっかり目覚めさせること

夜9時には寝た上で、朝は6時台には起きるようにするのが効果的! しっかり太陽の光を浴びて、グーンと背伸びをすることでしっかりと目覚めることができます。

午後4時前後のすごし方が重要

この時間はちょうど放課後。もっとも体温が高まった状態で、前橋先生は「あそびや学びのゴールデンタイム」と呼んでいます。自分の興味や関心のあるものを見つけて、それらに熱中して、時を忘れて遊びこむことが大切。外の空気を吸って、外でたくさん遊ばせてあげましょう。

運動のさまたげになる厚着をさせないこと

冬はついつい動くのがおっくうになりがちですが、動きやすい伸縮性のある衣服を着させることで子どもの活動力を高めることも大切! 寒い朝の活動をうながすために、ヒートテックインナーのような暖かさをサポートしてくれる高機能下着を活用してみてもいいですね。

■本来は「子どもは風の子」であることは間違いない!

大人も寒いと感じる環境なら、子どもも寒がっていることを忘れてはいけません。しかし、その「寒がり」が生活習慣の乱れが原因であるならば、一刻も早くリズムを元に戻してあげる必要があります。3歳のわが子は、日中に保育園でよく遊び、9時前には寝て、朝6時すぎには目覚めます。小さい頃には普通にできていたことでも、大きくなるにつれて、勉強ややりたいことが増えてついつい夜更かししてしまうことはよくあること。

いま一度、子どもの生活習慣とママたちの寒さ対策への認識を見直し、本来の「風の子」にするための改善策を考えてみてはいかがでしょうか?

文・凡人主婦の小金持ち生活 aki