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あなたの日焼け止めの塗り方は正しい?「SPF・PA値の意味」と「子どもの顔に塗る目安量」とは

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赤ちゃんとお出掛けするときに、忘れずに心がけたいのがお肌のUVケア。赤ちゃんの肌はちょっとの刺激にも敏感に反応します。そんな敏感なお肌が紫外線を大量に浴びるとシミ・ソバカスの原因となるだけでなく、免疫機能の低下などさまざまな形で赤ちゃんにダメージが出ると考えられます。
そうならないためにも、赤ちゃんの頃から適切な紫外線対策の習慣にしたいものですね。

今回は赤ちゃんに使う日焼け止めの選び方や肌に優しいおすすめの日焼け止めをご紹介します。

敏感な赤ちゃんの肌にやさしい日焼け止めの選び方

ベビー用品店や薬局等で、赤ちゃんから使える日焼け止めが数多く販売されていますが、敏感な赤ちゃんの肌に合った「日焼け止め」の選び方をご存知ですか?

①SPF・PA値が低いものがおすすめ
お肌のデリケートな赤ちゃんには、SPF・PA値の低いものから試してみてください。

そもそも「SPF」・「PA値」って何? 違いのわからない方のために詳しくご説明します。

【SPF】

「Sun Protection Factor」の略。日焼けや肌に炎症を起こしてしまう「紫外線UV-B」を防ぐ効果の値を示します。
1SPF=20分間、肌を「紫外線UV-B」から守ってくれる効果があるので、SPF25であれば20×25=500分⇒8時間20分もの時間、肌を有害な「紫外線UV-B」から守ります。現在「50+」が最高です。

【PA】
「Protection Grade of UVA」の略。PAは肌老化の原因である「紫外線UV-A」を防ぐ効果の値を示します。「紫外線UV-A」とは、雲やガラスをすり抜けやすく肌の奥まで届く紫外線です。PAは4段階に分けられ、PA+は「効果がある」という意味で、+の数が多いほど「紫外線UV-A」を防ぐ効果が高くなっています。PA++は「かなり効果がある」、PA+++は「非常に効果がある」、PA++++「極めて高い効果がある」になります。

SPFとPA値は共に数値が高ければ高いほど、肌への負担がかかりやすくなります。
赤ちゃんに使用する日焼け止めの場合は、【SPF10~20/PA+~++】程度の低い値を選びましょう。

②日焼け止めに含まれる成分もチェック

日焼け止めの成分には紫外線を物理的な力で反射・散乱させる「紫外線散乱剤」と、吸収した紫外線を化学反応によって赤外線や熱などのエネルギーに変化させて放出させる「紫外線吸収剤」の2種類があります。特に肌がデリケートな赤ちゃんの場合は、肌への負担が少ない「紫外線散乱剤」を選びましょう。

③日焼け止めを石けんで落とせるなど肌にやさしい成分を

赤ちゃんのお肌はデリケートなので、日焼け止め成分を落としきれないと肌への重大な刺激になる可能性があります。日焼け止めを石けんで洗い落とせるなど、肌にやさしいものを選びましょう。防腐剤の一種である「アルコール」などが含まれる日焼け止めは、赤ちゃんのお肌に刺激になる可能性があるのでご注意ください。

日焼け止めの正しい塗り方とは? 子どもの顔に塗る量は「1円玉2枚分」が目安

日焼け止めの正しい使いかた。2,3時間おきに塗りなおしたほうが良い!

日焼け止めの塗り方

※画像は、環境省「紫外線 環境保健マニュアル2015」より引用

 

日焼け止めは、戸外に出る前に塗りましょう。子どもの顔に塗る日焼け止めの量の目安は、手のひらに一円玉くらいの面積の量を出して、2回塗ります。手のひらに取った量を顔の数ヵ所に分けて置き、顔全体に伸ばしていきます。また腕や背中も数ヵ所において全体に伸ばします。最初に何ヵ所かに分けて皮膚の上に置くことによって塗り忘れや塗りむらを避けることができます。また太陽光にさらされやすい所(鼻の頭 、 肩 、 背中の上部など)は念入りに塗るようにしましょう。汗をかいたりタオルやハンカチで顔などを拭ったりすることによって日焼け止めは落ちてしまいます。落ちたと思ったときにすぐに重ね塗りするか、そうでなければ、2、3時間おきに塗り直し(重ね塗り)をするのがよいでしょう。
夏本番を迎える前に、赤ちゃんや外出時の用途に合わせた日焼け止めを正しく選んで、今からきちんと備えておくことが大切ですよね。

有害な紫外線UV-Bに当たり続けると、皮膚がんの原因になるとも言われています。幼いうちから正しい紫外線対策をとることが、将来の紫外線トラブル抑制のために重要です。お出掛けには日焼け止めだけでなく、帽子やUVカットの衣服なども着用すれば、なお安心ですね。

文・赤石 みお 編集・横内みか

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