<乾燥のお悩みに>手軽に作れる簡易加湿器。簡単すぎて子育て中の家庭でも応用できました!
暖房使用時に、室内が乾燥しすぎてしまうのが気になることはありませんか? 寒いのはイヤですが、皮膚がカサカサしたり喉が渇いたりしてしまうのも困りもの。そんなとき活躍するのが加湿器ではないでしょうか。もしも家に加湿器がなくても、簡単に作れる簡易加湿器が、警視庁のX(旧Twitter)で紹介されています。
簡易加湿器の作り方
紹介されている作り方は、とっても簡単! 縦長に丸めた新聞紙を数本作り、水を張ったバケツに立てて完成です。
試しにこんな感じに作ってみました。
このまま置いておくと、新聞紙がバケツの水を吸うこと約2時間。バケツを置いたときは湿度40%台だった6畳フローリングの室内ですが、その後は暖房をつけっぱなしにしていても湿度52%〜54%で安定していました。加湿効果バッチリです! 目からウロコ、こんなに簡単に加湿器が作れるなんてびっくりしました。
小さな子どもがいる室内に置くには
ただこちらの簡易加湿器、このまま床に置いておくと、子どもがバケツにぶつかって倒してしまうのでは……と気になるママもいるかもしれません。できれば子どもの手が届かない場所に置きたいと思い、家にあるものでひと工夫してみました。
新聞紙を1本ずつコップや空き瓶に
バケツの代わりにコップや空き瓶などに水を入れ、その中に短めに丸めた新聞紙を立てます。立てる新聞紙の長さは、容器が倒れない程度にしてみました。先ほどのバケツに新聞紙を6本立てたので、同じく6個の容器を準備。1個ずつだとそれほどスペースを取らないので、机や棚の上など室内のちょっとした隙間にも置けて手軽さが増したようにも感じます。しかし、吸水した新聞紙の面積が狭くなった分、加湿効果は下がってしまいました。室内全体の加湿には、作る本数を増やさないといけないかもしれません。
少し大きめの容器に変えてみました
そこでさらに、もうひと工夫。
夏に大活躍したけれど冬は戸棚にしまいっぱなしの作り置き用の麦茶ポット。これならバケツほどの大きさはないですが安定感がありますし、間口もあるので新聞紙を数本立てられます。試してみました!
麦茶ポットと少し大きめの空き瓶を棚や机の上に置いたところ、湿度はバケツのときと同じ程度で安定してくれました。この簡易加湿器は、暖房の設定温度や部屋の広さ、天候などで作る本数が変わると思いますが、思い立ったらすぐできるのがとてもお手軽です。
簡単に作れて、お手入れ要らずな便利アイテム
加湿器は電源を入れるだけで室内の湿度を保てるので便利な反面、給水タンクやフィルターなどの掃除やメンテナンスに手間がかかる場合もあるのではないでしょうか。その点、簡易加湿器なら必要なときにサッと作れますし、使い終わった新聞紙は捨てるかリサイクルに回せばいいだけ。水を入れた容器を洗うのも簡単です。冬の乾燥対策に、簡易加湿器は便利なアイテムになりそうですよ。