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<古希に100万プレゼント?>「現金は用意した?」ソワついている義姉をピシャっ!【第5話まんが】

前回からの続き。1年前の話です。私はサヤカ(34歳)、1児の母です。先日義姉のムツミさんから、古希を迎える義両親に旅行と現金100万円をプレゼントしようと提案されました。家庭を持つ夫のタクマ(36歳)と義弟のソウマくんは50万円ずつ、独身の義姉は旅行代を負担することまで決められてしまっています。50万円なんて大金を払う余裕はウチにはありませんし、お金の流れがどうもあやしいのです。気持ちの上でも払いたくありません。事前に義弟と相談した私は、義姉(とタクマ)の説得のために義実家を訪れました。
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義弟がからかうようにSNSの話題を出すと、義姉が顔を真っ赤にして怒りだしました。これ以上はきょうだい関係に亀裂が入ってしまうと感じた私は、意を決して口を開きました。「これを見てください」私は義姉に、マナからもらったカードを見せたのです。娘の心がこもった贈り物で自分が救われたこと、ただ現金を渡すだけではなく、感謝の気持をかたちにしたいことを提案したのです。案の定義姉は納得できない様子です。

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「お祝いの場は開きます。ソウマくんもお義姉さんも、是非いらしてください」笑顔でそういうと、義姉はそれ以上なにも言ってきませんでした。義実家で義姉に直接会い、「50万円を渡す」計画についてはキッパリ拒むことができました。実際、義姉がお金をネコババするつもりだったかはわかりません。きちんと渡したかもしれません。たとえそうだったとしても、こんな気持ちで渡す50万円は、一番大事な「祝う気持ち」がこもっていないと私は思うのです。

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義姉の勢いはなくなり一安心です。一方タクマを見ると、かなり複雑な表情をしていました。義姉の計画を止めることはできましたが、帰りの車内でもタクマは浮かない顔をしています。これまで私の話を聞いてくれなかったタクマ。きっと50万円を渡す気だったのでしょう。むしろお金を出すことでいい顔をしたかったのかもしれません。でもタクマの顔を立てるために、私ひとりがパートを増やしたり、節約に奔走しなきゃならないなんて……。おかしいですよね?

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・かちこ 編集・塚田萌

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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