<古希に100万プレゼント?>「勝手すぎる」旦那が?私が?家庭の役割分担とは……【第6話まんが】
前回からの続き。1年前の話です。私はサヤカ(34歳)、娘マナを育てる1児の母です。先日義姉のムツミさんから、古希を迎える義両親に旅行と現金100万円をプレゼントしようと提案されました。家庭を持つ夫のタクマ(36歳)と義弟のソウマくんは50万円ずつ、独身の義姉は旅行代を負担することまで決められてしまいました。しかし高すぎるし、納得がいかない私は、義弟と結託して義姉の計画を止めることに成功。しかしなぜか夫のタクマは浮かない顔をしています。どうやら妻の私に無理をさせても50万円を払うつもりだったようです……。
私は涙をこらえながら今まで思っていたことを打ち明けました。家のことを私に丸投げではなく、一緒に歩んでいきたいのです。タクマはしばらく黙っていましたが、やがて口を開きました。「あの日、マナに言われたんだ」タクマのいう「あの日」とは、食事の節約に関してタクマに責められた私が、タクマとマナを置いて寝室に閉じこもった日のことです。私がいない間に、マナはタクマになにを言ったのでしょうか……?
マナの言葉と、私の言葉によってタクマにも思うところがあったようです。それからタクマは、古希のお祝いに関してもいろいろと協力してくれました。現金ではなく気持ちを見せるため、その分準備に時間をかけたのです。義両親との連絡も必要なので、タクマの協力はとても助かりました。一緒に相談しながらプレゼントを決めていく作業は、私達家族の絆も深めてくれたのです。そしていよいよ、古希のお祝い当日になりました。
義両親は、自分たちの古希のお祝いと、マナの誕生日が近いことが気になっていたようです。「一緒にお祝いしたい」と言ってもらい、マナが欲しがっていたクマのぬいぐるみをプレゼントしてくれました。「50万円用意して」という義姉の無理な提案により悩んだ今回の件ですが、結果的にマナのおかげで感謝やお祝いの気持ちが大事であることに気づくことができて良かったです。何より、祝われる義両親が嬉しそうだったので、あたたかい気持ちになりました。
この一件がいい薬になったのかもしれません。義姉から無理なお願いをされることはなくなり、タクマも「役割分担」と言って無茶なことを丸投げしてこなくなりました。これからも家族を大事にして、感謝やお祝いの気持ちを伝えていきたいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・かちこ 編集・塚田萌